ヤマハDT125R


最高出力  22ps / 8,500rpm
最大トルク 1.9kgm / 8,000rpm
全長    2,140mm
全幅    820mm
全高    1,185mm
乾燥重量  98kg
タイヤサイズ(前/後) 2.75-21 / 4.10-18


 高校を卒業してすぐに教習所に通い、2週間で中型免許を
取得した。中免を取る前は、GPZ400R俗に言う400忍者
にゾッコンだった。暇を見つけては、近所で1番大きなバイク屋の
梅田モータースに通い、400忍者を物色していた。
 
 すっかり400忍者を買うつもりになっていた私だが、ある日に
見た別冊モーターサイクリストにFJ1200の記事があり、
それを読んでいくに従ってビッグバイクに惹かれていった。
FJ1200で1番気に入ったのは、メーターにデジタル時計が
付いていた事だった。
 
 中免を取った頃は、気分はすっかり限定解除だった。色々と本を
読みあさると、オフロードバイクに乗ると上手くなれる、と書いて
あった。私はオフロードバイクに乗り換えを決めた。
 
 当時の私の資金力では、中型の任意保険を払う事は出来なかった
ので、125ccから選ぶことにした。この頃の125cc
オフロードキングはDT125R(前後ディスクブレーキの型)
だった。しかしDTは発売されて間もなくて、まだ中古では20万円
以上と高かった。私は妥協して、16万円で売っていたDT125R
(前のみディスクブレーキの型)をNS50Fを売った金を元手に
梅田モータースで買った。
 
 バイク屋から乗って帰るとき、NSとは圧倒的に違うパワーに驚嘆
した。交通の流れに乗るもの苦にもしない。もう嬉しくて仕方
なかった。ただ帰り道で前ホイールがかなり歪んでいるのを発見
してしまった。また後で気づいた事だが、MXタイヤを履いていた。
ちょっとガックリきた。
 
 暫くは駅までの通学の足にのみ使っていたが、せっかくオフロード
バイクなのだからと、林道へと足を運ぶようになった。転けてばかり
だったが、とても楽しかった。これが今後の私のバイクライフを
決定づけたバイクだった。
 
 DTを買ってから色々な125ccオフバイクが現れた。
KDX125SRなどがそうだ。とても同じ22馬力とは思えない
ほど、圧倒的に力の差があった。DTは全開で100km/hが
やっとだが、KDXは120km/hは出た。燃費も16〜
20km/lとあまり良くなかった。
 
 DT購入の2年後、就職を期に買い換えた。走行距離は
8000kmだったが、レッドバロン平塚店で下取り価格は5千円
だった。下取りに出した翌週に訪れると、あのままのDTに16万円
のプライスが出ていた。この業界のマージンはかなり高い。


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