日本でも大人気のベトナム料理 |
近年、日本でもベトナム料理が流行りに流行っている。 生春巻きにいたっては、そこら中の料理屋や居酒屋で置いているくらいだ。 でも一口食べればなぜ流行っているのかすぐに理解するであろう。 なぜならベトナム料理は現在のヘルシー志向にぴったりの料理だからだ。 野菜を多用し、多くは生のままライスペーパーにくるっと巻いて食べられているのだ。 味も全く辛くない。隣国のタイ料理は辛くて口に合わない人が多いけど、ベトナム料理は大丈夫だ。 これは、ベトナムが中国に近いためむしろ中国の文化的影響を受けているためだとか。 またベトナムでは街角で簡単に甘味屋台を見つけることが出来る。 ベトナムの人はなんともグルメなのだ。 |
前頁のおばちゃんの屋台で食べた、ブン・ティット・ヌォン。 ブンとは米のこと。米の麺(ビーフン)に甘酸っぱいタレ(ヌックチャム)をかけて食べる。 上にはきゅうりみたいな野菜や、木の実、また豚肉を発酵して作るネム・チュア・ヌォンが 乗っている。この豚肉発酵ハム、あまり日本では味わえない味で結構おいしい。 一杯6000D(約46円)。 ベトナムでは、麺類はほとんどが米で作られている。 もちろん生春巻きを作るライスペーパーも米をシート状に固めたものだ。 |
揚げ春巻き&ライスのセット、18000D(約137円)。 揚げ春巻きはお肉が多めで日本のものとあまり変わらない感じ。でもタレはやっぱりヌックマム。 タイのナンプラーと基本的には同じで、小魚を発酵して作られた、魚醤油のこと。 日本の醤油のように、ベトナムのタレにはなくてはならないものだ。 少々生臭いので、ひょっとしたら我々日本人は苦手な人がいるかもしれない。 一方、生春巻きは水で戻したライスペーパーに米の麺(ビーフン)、レタス、茹でた豚肉、茹でたえび を巻いたもの。最初は真っ白でバリバリのライスペーパーも、水で戻すと半透明になって中身が透けて見える。 レタスの緑と、えびの鮮やかな赤のコントラストがいかにもおいしそうだ。 値段は揚げたものと同じくらい。写真はとり忘れました(^^;; 。 |
街角の屋台でよく売られているサンドイッチ。私はこれをかじりながら列車に乗り込んだ。 パンに豚肉で作られているに違いないんだけど、魚肉ソーセージみたいな風貌のスライスやたまねぎスライス、そしてあのパクチーが入っている。 パクチーとはタイ料理でもおなじみの匂いの独特な香味野菜のこと。でもパクチーっておいしいと思うけどなぁ。 値段は10000D(約76円)。パンだけ買うと2000D(約15円)だって。 なお、写真右端に見えるのがベトナムのミネラルウォーター。 他の東南アジア諸国の例に漏れず、水道水を飲むのは危険なので、いつもこれを買って持ち歩いていた。 500mlペットボトルで4000D(約31円)くらい、1500mlペットボトルで5000D(約38円)くらい。 量が3倍なのに・・・。う〜む・・・。 |
道端の甘味屋台。チェーといって、カキ氷の中に各種鮮やかな色をつけた餅みたいな物(牛皮っていうんだっけ?)や寒天、甘く砂糖で炊いた色々な種類の豆を入れ、 蜜やコンデンスミルクをたっぷりかけて食べる。色鮮やかで楽しいし、暑いベトナムの街歩きにはひんやりして最高のおやつだ。 一杯5000D(約38円)。 |