アユタヤ駅から中心街へ出るためにはチャオプラヤ川を渡ることになるのだが、 駅前には橋が架かっていないので渡し舟(2B)を利用するのが吉。 渡り終わって桟橋から道を真っ直ぐ行くと、アユタヤの中心街に出る。 中心街といっても通りの数百mにわたって市場やゲストハウスが民家が並んでいるだけで、 ちょっと外れるとすぐにのんびりした風景に変わってしまう。もちろんバンコクにあるようなコンビニや洒落たデパートの類は皆無。 ただしマクドナルドが1店だけあり、町の景観とは完全にミスマッチであり、妙な眺めだった。 代わりに市場はその規模も大きかったが、とにかく汚くて臭かった。 おいおい、おやぢ。焼き鳥を売るのは構わないが、せめて死ぬほど多くたかっている蝿をはらってくれよ!(笑) あ、ちなみにタイでは焼き鳥屋台がいたるところにあるが、すべて甘い味付け。日本人にはかなり違和感あり。 |
アユタヤ王朝遺跡巡り |
アユタヤ王宮跡を始めとする主要な遺跡は中心街から離れている。 そこでレンタサイクル(40〜50B)を1日借りてサイクリングをしながら見て周ろう。 夏はクソ暑いからやってられないが、自転車は小回りが利くし、わざわざ移動のたびにトゥクトゥクを探さずに済むので 最もいい方法だろう。 さて、遺跡巡りは日中にやってしまい中にはバンコクから日帰りで帰ってしまう人もいるが、実はこれには大変な落とし穴がある。 それは夜。日が落ちると主要な遺跡にはライトアップが行われ、これが何とも美しく幻想的である。 治安も良く夜間に出歩いても別に問題はないから(多分)、是非行ってみよう。 ゲストハウスのオーナーが宿泊者を連れていってくれるミニツアーを組んでくれる所もある。 |
遺跡を見て周っていたら、やぎさんが垣根の葉を徹底的に食い荒らしていたので写真に収めてみました。 写真のレンガは一部修復が施され、まあまあ整備されているようであった。 ま、有名な遺跡に全く人の手が加えられていないそのままの状態を期待するのはちと無理だけれども。 |
ガイドブックに載っているような写真は使わないようにしたんだけど、載せてしまった。 破壊された仏像が木に取り込まれてしまっており、時代の移ろいを感じさせる。 この寺院、ワット・マハタートは入場料が必要。 タイ人とは別に外国人料金が設定されているらしく、料金30B(114円)。 入場ゲートの前には売店が(汗)。 |
同じくワット・マハタート内の塔。確かにスケールの大きい寺院や塔が立っていて迫力はあった。 でもレンガの隙間はセメントで補修され、地面の芝生はきちんと刈り揃えられている。 うーん、やっぱそうじゃないんだよなー。 最初は密林に埋もれた全く未整備の遺跡を期待していたのに。 これではただの歴史公園みたいなんだもん。ま、そんなこと言ってたら日本の京都とかも同じことだけど。 とにかく自分は整備されたバリバリの観光地を”観光”する旅より、 現地の人々の生活・風景・自然を肌で感じることのできる旅の方が好きなのだなと実感しましたとさ。 |