旅のミニ情報局 〜 タイ分室 〜



タイ国鉄 乗車券
写真はタイ国鉄の乗車券である。タイ国鉄は主に、タイ第2の都市チェンマイを結ぶ北線、 ノーンカーイ及びウボン・ラーチャターニーを結ぶ東北線、バンコクからカンボジアを結ぶ東線(現在直通列車無し)、 マレー半島を縦断し小説「深夜特急」でも有名な南線に分かれる。 この写真はバンコクからカンチャナブリーを通りナム・トクまでの乗車券。 距離にして百数十km、所要時間5時間10分だというのに、運賃は3等で39B(約148円)とめちゃめちゃ安い。 途中で車掌が検札に来る。当たり前だが、自動改札なんて無い(笑)。 とにかく、列車での旅は一段と旅情をさそうものだ。積極的に利用しよう。


路線バス乗車券・水上ボート乗船券
左側は路線バスの乗車券である。3cm四方程の大きさで、車掌のおばちゃんに運賃(3.5B)を払う時に受け取る。 右側は水上ボートの乗船券である。バンコクにはチャオプラヤの大河と、その他にも何本かの運河があり、 様々な種類の船・ボートが運行されている。 写真は、ある運河で運行されているボートのもので、乗船料は何区間乗っても一律6B(約23円)。 これはカオサン通り近くの船着き場を出てファランポーン駅に向かう時に便利。


日本への郵便・電話
旅行中、たまには生きていることを家族の人に知らせてあげよう(笑)。タイから日本へのAir Mailは9B(約34円)。 どこの国からでも同じようにはがきに「AirMail」「Japan」と朱書きすればOK。 でもSea Mailは止めようね。遅いだけだから。 またタイには日本と同じくあちらこちらにポストがあるが、頻繁に集配しているかどうか謎なので、郵便局に直接持ち込むようにしよう。
(1998.12追記)タイから日本への航空郵便は12Bに値上げされている。


国際テレホンカード
海外へ行った時に一番困るのが国際電話である。 なにしろ日本のK○D等を利用するコレクトコール(ジャ○ンダイレクト)は3分で1000円近くというバカ高さである。 だからこの方法を用いるのは愚の骨頂と言えよう。そのわかり物価の安いタイ、やはりタイ国内で支払いを済ませる方が安上がり。 電話局で普通の番号通話を行えば3分120B(456円)、以降6秒毎に10B(38円)。 しかし電話局は大都市はともかくとして、各都市に大抵一箇所程しかないので、不便である。 そこで一番のおすすめ方法が、公衆電話から国際テレホンカードを利用するという方法である。 国際電話専用の黄色い電話ボックスからでしか利用できないが、都市部では通りのいたるところにある。 ただし、国際テレホンカードは普通の店やコンビニでは売ってないので注意。 どうやら普通のタイ人には認知度が低いらしく、「International Telephone Card」と言っても通じないのだ。 ちなみに私はカオサン通りに唯一あるコンビニで買った。さすがバンコクで最も国際的(?)な通りだ。 値段は250B(950円)と500B(1900円)の2種類があり、500Bの方を買えばたっぷり15分は通話できる。


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