ATI Rage Fury MAXXについて、追加のベンチマークをしてみました。
ベンチマークに使ったのは、がんぶる!という2Dシューティングゲームを使ったベンチマークで、DirectX7を使用しています。詳細は不明なのですが、結果がfpsで表示されることから1秒間の表示フレーム数を調べていると思われます。
比較した対象は、3号機(PentiumIII 500MHz + ELSA ERASOR-X(nVidea GeForce))です。
結果は、
PC名 | Result(fps) |
Athlon700+MAXX | 101 |
PIII 500+GeForce | 270 |
ベンチマーク画面を見ていると、MAXXでは画面上のキャラクターの動きや、途中で登場するキャラクター同士の会話がはっきりと見えるのですが、GeForceでは動きに追いつけず、会話も全く読めません。このことから考えて、Athlon M/Bに用いられているVIA ChipsetのAGP周りがタコっていることもあるのでしょうが、Rage Fury MAXXが2D表示を不得意としていることがあらためて確認できたように思います。
日記のほうでも書きましたが、いろいろとトラブルに見舞われたATI Rage Fury MAXXがようやく動作するようになったので、5号機Ayane(Athlon700MHz)にもともとついていたMatroxG400AGPと比較してみました。といっても詳細なベンチマークソフトがあるわけではないので、HDBENCHとIO-DATA GABENCHを使っています。
|
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
DirectDraw |
MatroxG400 |
36192 |
28560 |
5980 |
549 |
74 |
RageFuryMAXX |
31546 |
25924 |
5038 |
516 |
14 |
|
GDI Total Point |
DirectX Total Point |
DirectDraw Total Point |
Direct3D Total Point |
MatroxG400 |
171.069 |
603.060 |
298.069 |
617.075 |
RageFuryMaxx |
218.043 |
954.028 |
270.009 |
1011.079 |
|
GDI Total Point |
DirectX Total Point |
DirectDraw Total Point |
Direct3D Total Point |
MatroxG400 |
146.021 |
583.090 |
172.045 |
616.093 |
RageFuryMaxx |
155.073 |
909.091 |
165.082 |
1011.079 |
ということで、Twin Chip, 64MBメモリーのATI Rage Fury MAXXですが、性能的には特筆すべき点はないようです。3Dゲームで比較すればよかったのでしょうが、あいにく手元に適当なゲームがないため、これはペンディングとします。いずれにせよ、価格が大幅に下がったということで今回購入したのですが、性能的には明らかに1世代前。GeForce2が発売となった今、PCでDVDビデオを楽しみたい人には向いていますが、ビデオカードとしての性能を追求する場合にはあまり購入候補とならないというのが今回の結論ではないかと思います。
4月8日の日記にも書きましたが、3号機のSCSIハードディスクを2GBから8.4GBのものに交換しました。しかしよく考えてみると、いかに安かったとはいえ8.4GBが9000円程ですから、大体1000円/GBです。一方、その前に買った4号機の増設ハードディスクが24GBで2万円ですから、800円/GBです。はっきりいってもはやSCSI−HDDを買う理由はどこにもありません。最近ではCD-ROM,CD-R/RW,MOなど主な周辺機器もATAPIの物が出ていますから、個人用PCでSCSI製品自体を選ぶ理由がほとんどない、といってもいいでしょう。
それなのになぜSCSI製品を買うのかと考えてみると、あまり適当な言葉ではありませんが、慣れの問題かなと思います。かつてPC9800シリーズを使っていた時代は、HDDなどを増設しようと思うとSCSI以外の選択はありませんでした。また、PC/AT互換機が日本で着目され出したころは、まだHDDがIDEの時代だったため、今ほど各HDDメーカー間の互換性が十分でなく、同一メーカーのHDDでなければMASTER/SLAVE接続ができないころがありました。こ憂い卯問題がある以上、増設にはSCSI-HDDを選ぶほうが無難でした。またCD-ROMも初期はSCSIでした。初めて買ったCD-ROMはNECの3倍速SCSIでしたね。これはあまりいい製品じゃなかったので、すぐにPLEXTERの4.4倍速SCSIに買い換えましたが。こちらは今でも持っています。
その後EIDEの登場を経て、HDD以外も接続できる規格としてATAPIが出来たことにより、CD-ROMもSCSIからATAPIに移っていき、現在に至るわけですが、上に述べた理由で、何かを増設する場合にはなんとなくSCSIを選ぶことが多いです(さすがにHDDはまずUltra-ATAにしますけれど、これは容量の問題が大きいです)。
ということで、もうしばらくは、うちのPCからSCSI製品がなくなることはなさそうです。
しかし、Quantam製HDDのシーク音ってなんとなく耳障りですね。カリカリカリカリ、どうも気になります。
ただいま我が家には4台のDesktop PCと1台のNotePCがあります。全部を平等に使っていればよいのですが、残念ながらそうもいかず、よく使っているものとほとんど使わないものがあります。それぞれについて簡単にスペックを示すと、次の通りです(00/04/19 読みにくいので表にまとめました)。
表 デスクトップPC構成
PC名 |
2号機 |
3号機 |
4号機 |
PC9821Xa13改 |
CPU(Clock) |
Celeron (433) |
PentiumIII (500) |
K6-III (450) |
IDT Winchip2a(220) |
M/B |
SOYO SY-7IZB |
ABIT BH6 |
TMC TI5VGF |
NEC |
MEMORY (MB) |
128 |
128 |
128 |
40 |
HDD (GB) |
8+2.4+2(SCSI) |
8.4+8+8.4(SCSI) |
10+26 |
1.6+0.54+0.34 |
CD-ROM |
x32 (ATAPI) |
x24 (SCSI Slot In) |
x32 (SCSI) 24x4x4(SCSI R/RW) |
x4 (ATAPI) |
VIDEO (Memory) |
Matrox G200AGP(16) |
ELSA ERASOR-X AGP(GeForce256:32) |
Diamond Monstar Fusion AGP(16) |
IO-DATA GA-PIIH8 |
SOUND |
Labway Xwave5000 (YMF724) |
Sound Blaster Live |
Sound Blaster 128PCI |
PC-9801-86 |
SCSI |
TekramDC310U |
TekramDC390U+DC310U |
Advansys Chip |
Logitec製SCSI |
midi |
なし |
Roland SC-88VL |
YAMAYA MU80 |
Roland GPPC-NA |
OS |
Windows95+Windows2000 +FreeBSD3.4R |
Windows98 |
Windows95(OSR2) |
Windows95,MS-DOS6.2 |
用途 |
プログラム作成 |
文書作成など |
ゲーム専用 |
98DOS用ゲーム用 |
その他ノートPCとして、三菱AmiTy CN model2 (サブノートPC):MMX Pentuim166MHz, 800x600TFT, Memory 96MB, HDD1.6GB, Pointing DeviceはTrackPoint III。本体重量は1kg(実際には増設バッテリーと併用のため1.7kg)。NIFTY SERVEやプロバイダーDTIとの通信端末として使用。HDDは600MBと1GBにパーティションを切り、1GBの方にはPlamoLinuxを導入済みです。
2号機と4号機、3号機と98はペアとなり、BNCとDSUB 15Pin端子で2台のディスプレイに接続されている。上のリストで、1号機がないのは会社の先輩のところへ嫁入りしたため。どのPCも最新最先端というわけではないが、2000年のPCとしては平均的なスペックであると思う。最近のHDD大容量化+18禁ゲーム大量購入により、各PCのHDD容量は増える一方である。 いま、AMD Athlonを使用したマシンの製作を考えているのですが、どのPCもそれなりのスペックを持っていることと、どんどんCPUのクロックがあがっていくため、買い替えのタイミングが難しい。しかし、上の各マシン以上の性能が本当に必要なのだろうか。。。と思いつつも、きっと年末にはきっと中身が入れ替わっているのだろうなあ。
DiamondMM社のmp3プレイヤーRio500を購入して、大体1月が経ったと思います。午後のこーだを使って高速にmp3変換が出来るようになったことと、USB経由での高速なデータ転送、コンパクトなサイズ、軽いということで、毎日持ち歩いて通勤途中に音楽を楽しんでいます。ただ、付属のイヤホンは音質が今ひとつなので、できればもう少しいいものを使いたいですね。この辺は後発のCreative NOMAD2の方が上でしょうか。NOMAD2の発売により、価格も下がってきているようです。
ところで、mp3プレイヤーが一般に普及するかというと、私はどうも懐疑的にならざるを得ません。その理由としては、とにかくメディアが高いということにつきると思います。Rio500の場合内蔵64MB+スマートメディア32MB(最大)で、音質重視でmp3にした場合1.5時間程度です。スマートメディアには30分程度しか入りませんので、MDのように気に入った曲を沢山持ち歩こうとするとスマートメディアを大量に持ち歩けばいいのですが、いかんせん現在スマートメディアは32MBで最低でも7,000円以上します。これでは大量には持ち歩けません。MDも当初は高価でしたが、いまでは72分ディスクが200円くらいで手に入ります。この差は大きいです。もっと安価にならない限り、一部PCユーザーしか使わないということになります。
もっとも、上で述べたことについては状況が変わる可能性もあります。mp3データのネット配信というものです。インターネットで合法的に配信されるmp3データをダウンロードし、プレイヤー内のデータを毎日お気に入りの曲とちょっとずつ入れ替えていく、という方法が一般化すれば、メディア一枚を十分有効に活用できます。実際今のわたしは手持ちのデータから気に入ったものを入れ替えていくという使い方をしています。
ということで、インターネット接続が今より高速化し、かつmp3データが安価で配信される仕組みが構築されれば、mp3プレイヤーも十分一般に普及する可能性はあると考えられます。しかしなかなか現実は難しいでしょうね。
と、ここまでは真面目な話でしたが、やっぱりダメで方向にオチを付けたいと思います。今日現在、Rio500に入れている曲は次の通りです。()内はmp3作成に使用したオリジナルを記載しています。