定例会レポート 10月 記:かいる 10月21日、前日から降り続いた雨は明け方に降り止んだようだ。早朝の八王子は 珍しく濃い霧に覆われていた。あれだけ雨が降ると大抵はフィールドが水浸しで中止と なるのだが、路面の状況がつかめないのでの微かな期待を抱きつつ準備を進める。 集合予定時刻、現地に到着する。一般通行人の邪魔にならない位置にブルーシートの 展開を終え、装備を整えていると他の参加者も続々と到着する。 まだ2/3ほどしか集まっていないが、それでも通常のゲームを上回る人数になる。 体をほぐすついでにフィールドのチェックに向かう。やはり地面はかなりの雨を吸って いるようで、あちこちに水溜りができている。ブッシュはこの時期特有の濃くも薄くも 無い状態になっている。下草も薄く多い茂り、枯れ枝の類はほとんど無い。 茂みに突っ込まない限り、移動してもほとんど音は立たない。素晴らしい。 予想通り西側の防衛陣地には大きな水溜りができていた。仕方なく少し西側に旗を設置 する。東側はいつもの位置に旗を設置した。 大体の装備が整ったところで、お互いの自己紹介に移る。人数が多いので苗字だけの 紹介になる。レギュレーションの説明を終え、さらに人数の多さから急遽マーキングを することになる。グフ氏たちは予め赤色のゴムバンドを用意しているようで、われわれ もそれに合わせて赤色のガムテープを左腕上部に巻きつけた。わがチームにはこれほど の大人数でゲームをすることが少ないせいか、マーキングに関するレギュレーションが 無いようだが、このゴムバンドというのは優れたアイデアかもしれない。布と違い結ぶ 必要も無く、ガムテープの様に回して時間をロスすることもなく、ゴミも出ない。ブル ーシート同様管理に問題が出るかもしれないが、この件はみんなで話し合うべきだろう。 お互いの旗の位置を全員で確認した後、いよいよゲーム開始である。 チーム編成はASTFとグフ氏率いるチームウルヴェリンズ対チームカプリコとなる。 時間は20分で、毎回陣を入れ替えてのフラッグバトル。結局今回は最初から最後まで このルールだった。数ゲームこなしたところで問題が起きる。 恐らく植物か何かを観察しようとしたのか、一般の方がフィールドに接近してきたのだ。 慌ててホイッスルが鳴らされるが、その際に「中止」か「中断」かがはっきりせず、中 途半端な状況になってしまった。結局は中止ということで引き上げてきたものの、連絡 が伝わらずセーフティーに戻ってこない人がいるという少し危険な状況になってしまっ た。幸い、誤射等の事故も無く無事に全員がセーフティーに戻ったが、一般の方が去ら ないので昼食時間ということになる。 今回は私も含めてなぜか笛の着用率が異常に低かった。このことと今回の混乱は無関係 ではないだろう。深く反省するとともに、次回は気をつけたい。 昼食時、きくち氏がアサルトバスターを撃ち始める。硬いスポンジ状の弾を空気圧で 打ち出すおもちゃなのだが、意外と派手な音をたてて10mほど弾は飛ぶ。ただ、弾道 が安定しない上にアクションが派手なので、実際のゲームでは恐らく役に立たないだろ う。木刀よりは強そうだが。この頃にはかなり外気温が上昇しており、フィールドのぬ かるみ等も気にならない状態になる。風もほとんど無く、天候的にはほぼベストだろう。 セーフティーの水溜りが橋の底面に反射して美しい模様を描いている。 昼食を終えてゲームが再開される。さすがにゲーム慣れしているのか、どのチームも 地形的な不利があるとは考えられないレベルでゲームが進んでいく。陣を交代しつつ何 度かゲームを行っていき、夕闇が近づき始めた頃にゲーム終了となる。恒例の集合写真 をセーフティーを下ったところで撮り始める。 さすがに20名近くになるとフレームに収めるのが難い様で、カメラマンの注文が多い。 グフ氏に正しいブルーシートのたたみ方を教えてもらいつつ、撤収作業を完了する。両 チームと挨拶をして各自解散。大きな事故も怪我もなく無事に終了する。 参加者に感謝、フィールドに礼。 今回はいつに無く大人数ということで、すこしばたばたした感じがあったものの戦闘 も含めておおむね成功でしょう。いろいろ話し合わなければならない問題も見つかった し、各人の得たものは大きかったのではないでしょうか。 =おまけ かいるな戦闘記録= ▼成り上がり編 「畜生、行き過ぎたゼ・・・」俺は部下(?)を引きつれて西のフラッグを目指してい た。 さほど濃くないブッシュのせいか、いつもより奥まできていた。東のほうでは時折小競 り合いの音が聞こえるが、ここいらはいたって静かなもんだ。 「フッ、いつもならとても通れないようなブッシュが、こうもやすやすと!!」 大胆に状態を起こしてずぼずぼと、桑に似たブッシュの塊を踏みつけて進む。 味方は警戒体制だが大丈夫、ここら辺にはいないって・・・多分。 それにしてもやたらと暑い。ゴーグルの内側を汗が伝っていくのが感じ取れる。 あまり汗をかかない性質なのだが、ランニングをしてから汗が出やすくなった気がする な。くそっ、集中集中集中!時計を確認すると残り5分。微妙な数字だ。 フラッグは・・・有った。敵の気配は・・・ない。あったら撃ってるケド。 あと5分か、いや4分30秒。かなりアクティブに動いてぎりぎり、か。 少しでも反撃されたら時間切れ。部下たちは一向に動く気配は無い。 「君達、時計見てるかい!!!」と叫びそうになったが、危ないのでやめておく。 しゃーないと比較的大きい木の下を目指して移動を開始する。なんか足元が変な感じが するけど無視無視。 後3分 敵が見当たらない。こういう場合はフラッグから少し引いたところにスナイパーがいる のがセオリーってもんだろう。やだなー 後2分 ふひっふひっふひっ、暑いぜ・・・ろくに隠れられるブッシュは無いし・・・ 後1分 「・・・」←考えるのを止めた 中腰でトリガーに指をかけたままフラッグに向かって俺は進んで行ったさ。 最後は小走りに旗にタッチ。その寸前に怖くてトリガーを引いたさ。 時計を見ると後30秒。部下が吹き鳴らす勝利の笛は恐らくヴァルハラにまで届いたこ とだろう。勝利勝利勝利ィイイイいい! ▼没落編 再び私は戦場に舞い戻っていた。またもや部下(?)2名を引き連れ、今度は台地の上 から東に向かって進軍していた。見通しのよい林の中で3人は複雑な三角形を描きつつ 進んで行った。時折聞こえる戦闘の音。恐らく敵はあちらに気をとられているはず。そ して台地の終端に俺達は向かいつつあった。 部下たちは後ろのほうで台地を降り始めようとしていた。 「フッ、そんなところじゃフラッグは見えやしないゼ」 私はさらに奥へと進む。ここまで進めば恐らくフラッグと台地の最短地点だろう。 それはつまり敵さんはみんな背中を向けてウハウハ状態ってわけさ! 奇襲!そんな素晴らしいシーンが見られるなんて「今日のお客は得したねェ!!」 パスッ 「・・・ヒット」左肩にセミオートで!セミオートで!一発食らったさ。 セーフティーに帰る途中に撃った人に気づいてびっくりしたさ。 こんな近いのにぜんぜん気づいてなかった。く、悔しい。 伝えるところによると、その肩を落として帰る男は穴のあいたブーツを 引きずっていたそうな・・