ウンチ 自慢ではないが僕はお腹をよくこわす。これは子供の頃から30を過ぎた現在まで変わらない僕の体質である。冷たいものを飲むと必ずお腹がグルグルときてしまう。100発100中だ。そのためにこれまで数々のピンチが訪れた。小学校の低学年の頃に家族で潮干狩りに出かけた際も、浜辺でお腹が痛くなった。あたりを見渡したがトイレはどこにも見当たらない。困った僕は岩陰で用を足した。すぐ近くに潮干狩りをしている人がいたが気付かれなかったようだ。少しずつ潮が満ちてきていたので僕の排泄物は海水とブレンドされ、その人達の近くへと流れていった。その人達が持って帰った貝には、私のウンチが付着していたのではないかと推測されるが、もう20年以上も前のことなので許してくれるだろう。きっと。また、これも小学生の頃だが、地元の町の花火大会でもお腹が痛くなった。そのことを一緒に来ていた両親に告げ、花火見物もそこそこに引き上げたのだが、当然自宅まではもたなかった。県道のわきに入った路地で用を足した。それから中学生の時も野ウンチをしたことがあった。それは学校の帰り道のことだった。たしか夏の頃だったと思うがのどが渇いた私は自動販売機でコーラを買って飲んだ。しばらくすると案の上お腹が痛くなってきた。なんとか家まで我慢しようと急ぎ足で歩いたのだが、自宅まであと500メートルほどのところで限界に達してしまった。急いで道のわきの草むらへ入って一気に排泄行為を行った。用を足し終え落ち着きを取り戻した私は、爽快な気分でズボンを上げながら県道へと出た。するとそこには同級生の女の子が数人いた。私は咄嗟に鞄からボールを取り出し、わざとボールが見えるようにし、いかにもボールを探していたふりをした。僕としては何とかごまかしたつもりだったが、もしかしたら野ウンチしたことがばれていたのかもしれない。それから修学旅行では必ず行く先々でトイレに立ち寄った。長崎、山口、原宿でもトイレへいったのが私の修学旅行の一番の思い出である。さすがに大人になってからは大きなピンチはないが、それでも家に帰り着いた途端にトイレへ駆け込むことは日常茶飯事である。お腹が丈夫になる方法をご存知の方がいらしたら是非教えていただきたい。