結婚 春は結婚式の季節である。僕のまわりでも結婚する人が多い。会社の同僚や中学の同級生などが結婚したり、しようとしている。僕の場合は当分その予定はない。いやあまり結婚する気もないというのが正直なところだ。以前は30歳までには結婚したいと思っていたが、もうこだわるつもりはない。僕はよく何歳までにはとか何月、何日までにはとか時間を区切って物事を進めることが多い。たしかに仕事をしていくうえではそういったタイム・スケジュールといったものが必要であるが、結婚に限っては時期にはこだわらないほうがいいと思う。あせって結婚して気付いた時には失敗だったなんてことにはなりたくないからである。じっくり腰を据えて、この相手ならば一生愛しつづけていけるという自信がもてない限り結婚すべきではないと考える。そんなことを言っていたら、いつまでたっても結婚できないじゃないかと思われるかも知れないが、妥協するくらいなら結婚しないほうがましだと思っている。結婚することをよくゴールインするというが結婚は決してゴールではないと思う。全く逆でスタートだと思う。だって結婚するまではせいぜい20年か30年だが、結婚してから死ぬまでは50年以上もあるのだから。だからこそ慎重に相手を選ばなければいけないと思うのだ。外見の美しさは結婚して10年、20年でなくなってしまうものだ。大切なのは心の優しさだと思う。ひさしぶりに矢野顕子の「ホーム・ミュージック2」を聴いた。仕事で疲れて帰ってからローソンで買ったおにぎりをほうばりながら「どんなときも」や「愛がなくちゃね」を聴いた。まるで優しいお姉さんに「お仕事ご苦労様。がんばってね」と慰められているような感じがした。矢野顕子を好きな最大の理由はその声が好きなんだと思う。僕は声の好き嫌いがはっきりしているので、どんなにかわいい子でも声が好きでないと好きになれない。具体的にどんな声が好きかというと、なかなか表現するのは難しいが優しい声が好きである。心の優しい人は声も優しいのではないだろうかと思っている。(声が優しくなくても心が優しい人はたくさんいるけど)心優しい相手とめぐり合うまでは、ときどき矢野顕子のアルバムを聴くことになるであろう。