5月の終わりに 先日の夜、夢を見た。夢の中で僕はある女性と二人で会話を交わしていた。そして彼女の口からある事実を告げられる。それは僕が心から望んでいる事がかなう内容であった。夢の中の僕は心からそれを喜んだ。夢の中で何度もこれは夢ではないかと確認していた。そこで突然、夢から覚め現実の世界へと連れ戻された。すべてが夢であったことに気付いた時、思わず「夢だったんだ。」と呟いてしまった。そしてどうしようもない切なさと情けなさで胸が一杯になった。すべて吹っ切ったつもりでいたのに、改めて僕の本心が夢という形で映像化され目の前に突きつけられたのである。結局、朝まで一睡もすることができなかった。こんなことは20歳になる前のあの頃以来であった。あの悩み苦しんでいた頃と現在の状況が似ているのであろうか。たしかにいま僕は壁にぶつかってしまっている。改めて本心を突きつけられると、望んでいる方向とはまるで逆へと進んでいることに気付いた。しかしもうあと戻りはできない。30歳を目前に控え、ここで一旦立ち止まり本当に僕がやりたいことを見つけるつもりだ。将来的には個人商店主になりたいと思うので商売の勉強をしてみようかなと、漠然と考えている。恐らくこれからの一年間は、僕の一生のうちで非常に重要な意味を持つ時期になると思われる。ウィス・トン・トンというアーティストの「ノー・リグレッツ」という曲がある。この人は全く売れなかったが僕はこの曲が好きだった。内容は「決して後悔することなく生きていきたい」というものなのだが、何か新しい行動を起こす時には自然とこの曲を思い出し口ずさんでしまう。決して後悔することの無いように全力で挑戦しようと思っている。