天使 「天使を決して手にいれようと思ってはいけない。天使を手にいれた瞬間に輝きは 失われてしまうだろう。」この言葉は、数年前に週間マガジンに連載されていた安達哲の「キラキラ」という漫画のラストシーンで主人公が神から啓示を受ける言葉で、この漫画の中のテーマとも呼べるものである。主人公の「慎平」は、「えみり」と出会い恋をする。「えみり」は外見はまるで天使のような女の子だが、その行動は天使とはまるでかけ離れている。そのギャップに驚きながらも「慎平」は「えみり」を愛し続け、様々なトラブルを乗り越えやがて二人は結ばれる。よくある青春ラブ・ストーリなのだが、人生を考えさせるような部分もあってとても面白い作品である。現実に天使とよべるような女の子はそう簡単にはいない。僕の人生でもすごくかわいいと思う子とは何度か出会っているが、天使に思えるほどの事はなかった。ところがつい先日、ある女の子が天使に思えた。その時の彼女には背中に翼があり、光の輪が頭上に輝き、全身をオーラが覆っているように思えた。僕は彼女の姿を上目使いで眺めながら「ああ、彼女は天使だ。」と心の中で呟き、ただ感動し手を合わせていた。これからもずっと彼女には天使でいてもらいたいと思うと気持ちと、たとえ天使でなくなろうとも彼女を手に入れたいと思う気持ちが混在している。できれば手に入れることができて、なおかつ、ずっと天使でいてくれれば最高なのだが。「キラキラ」の中にこういう一文もある。「人生の中でチャンスは何度か訪れる。そのチャンスをつかめなかった人は、 その後の人生がかわってしまうだろう。」 たしかにそう思う。僕にも何度かチャンスがあったはずだ。だがそれがチャンスであることも気づかずに過ごしてしまった。次にチャンスが訪れた時は、絶対に逃さないようにしたいと思う。