LUCKY TOWN

 最近世の中、暗い話しばかりだ。
景気は平成大不況でお先真っ暗だし、役人や政治家は飽きもせずに汚職事件ばかり起こしている。
子供達はすぐに切れるし、援助交際、失楽園など、この国の倫理は崩壊寸前である。
少し前ならば大ニュースになるような事件が、新聞の片隅に小さく埋もれている。
夢も希望もない世の中になってしまったような気がする。
すべてが間違った方向へと進んでいるように感じるのは僕だけだろうか?

僕のホームページのタイトルは「LUCKY TOWN」である。
ロックに詳しい人であれば、それがブルース・スプリングスティーンのアルバムのタイトルであり、
曲のタイトルであることをご存知ではないだろうか。
なぜ、ホームページのタイトルに「LUCKY TOWN」と名づけたのか。
本当は「SEVEN DOORS HOTEL」にするつもりだったのだが、
検索エンジンで検索したら数日前に同名のサイトが登録されていた。
仕方なく諦めた僕は仕事帰りの車の中で、自作のスプリングスティーンのテープを聴いていた。
そして「LUCKY TOWN」が流れた瞬間に「これだ!」と思った。
せっかく人に見てもらうんだから、見た人に少しでも希望を与えられるような内容にしたい
という僕の考えにぴったりのタイトルだと思った。

「LUCKY TOWN」でスプリングスティーンは次のように歌っている。

「自分の運は自分でつかまなければいけない。
 俺は新しい家を建てるんだ。
 ラッキータウンへ行くんだ。
 ラッキータウンへ行こう。
 こんなブルース(ネガティブな事柄)なんかなくなるさ。
 ラッキータウンへ行けば。
 そうラッキータウンへ行けばね。」

仕事やプライベートで疲れてネガティブな気持ちになっている時に、
この曲を聴くと何か希望がわいてくる。
そして前向きに生きなきゃと思う。
僕にとってこの曲は尾崎の「僕が僕であるために」、イーグルスの「TAKE IT EASY」と並んで、
落ち込んだ時に聴く曲のベスト3である。
みなさんも落ち込んだ時には、「LUCKY TOWN」を聴いてみられてはいかがだろうか。
そして自分のラッキータウンを見つけてもらいたい。
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