スペクトルマン

 小学生の頃、一度だけ僕の書いた作文が学校の文集に載ったことがあった。
TVで見た「スペクトル・マン」の感想文であった。
たしか「スペクトル・マン」が怪獣をやっつけてうれしかったということを延々と
書いたものだったと思う。
そんな内容でよく文集に載ったものだといまでも不思議に思っている。
きっと誰かが間違えたのではないだろうか。
僕が小さい頃は実写のヒーロー物がたくさん放送されていた。
ウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズはもちろん「戦えタイガーセブン」や「イナズマン」
といったものまで実に多様な作品があった。
その中で特に好きだったのが「ジャイアント・ロボ」という作品であった。
設定的には鉄人28号に似て主人公の少年がピンチになるとジャイアント・ロボを呼び
悪者をやっつけるという単純なものだった。
どこが好きだったのかというとそのジャイアント・ロボが呼ばれて基地から発進するシーンである。
「マフッ」という声?で少年に応答し背中のジェット噴射を吹き上げて空へ飛び出すところが
幼い僕には無茶苦茶かっこよく見えた。
きっといま見てみるとくだらなく見えてしまうのかも知れないが。
他には「怪獣王子」が好きだった。
原始人のようなかっこうをして恐竜(ブロント・サウルスと思われる)にまたがり「アーアー」と
ターザンのような雄叫びをあげてブーメランを武器に悪者をやっつけるのがかっこよかった。
幼い頃はこういった実写ものがまるで現実のように思えてハラハラ・ドキドキしたものである。
ここに僕が好きだった懐かしの実写物ベスト10を書いておこう。

        ・ジャイアント・ロボ(
        ・怪獣王子
        ・忍者・赤影
        ・超人バロムワン
        ・ウルトラQ
        ・ウルトラセブン
        ・アイアン・キング
        ・シルバー仮面
        ・スペクトルマン
        ・電人ザボーガー

いろいろと悩んだ結果このようになった。
暇だったら自分の好きなベスト10を選んでみるのもよいのではないだろうか。
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