ヨシュア・トゥリー/U2


  1. 約束の地(Where The Streets have No Name)
  2. 終わりなき旅(I Still Haven't Found What I'm Lokking For)
  3. ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(With Or Without You)
  4. ブレット・ザ・ブルー・スカイ(Bullet The Blue Sky)
  5. ラニング・トゥ・スタンド・スティル(Running To Stand Still)
  6. レッド・ヒル・マイニング・タウン(Red Hill Mining Town)
  7. 神の国(In God's Country)
  8. トゥリップ・スルー・ユア・ワイアーズ(Trip Through Your Wires)
  9. ワン・トゥリー・ヒル(One Tree Hill)
  10. イグジット(Exit)
  11. マザーズ・オブ・ザ・ディサピアード(Mothers Of The Disappeared)

1987年に発表されアメリカを中心に全世界で大ベストセラーとなったアルバムである。 この作品でU2は名実ともに世界一のロック・グループとなった。 ブルースやカントリーといったアメリカのルーツ・ミュージックの影響をかなり強く受けた 作品であるが、同時にキリスト教的な部分も感じさせる。 デビュー作や2作目あたりまでは、ストレートなロックン・ロール・バンドであった彼らが、 ブライアン・イーノやダニエル・ラノアらと出会い、もっと奥深いグループへと成長した 結果がこの作品ではないだろうか。 このアルバムからは「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」が9週連続全米No.1となる 大ヒットを記録したが、この曲は個人的に思い出深い曲である。 それは失恋の思い出である。アパートの窓から外を眺めながら悲しい気持ちでこの曲を繰り返し 聴いていたのはもう10年も前の事である。 また吉祥寺の東急インの部屋で、彼女と別れることを決心した時に聴いた曲でもある。 80年代における最高のロックアルバムがずばりこの作品である。


●U2について


1978年、アイルランドのダブリンで結成されたロック・グループ。 メンバーはヴォーカルのボーノ、ギターのジ・エッジ、ベースのアダム・クレイトン、 ドラムのラリーの4人である。 80年にファーストアルバム「ボーイ」をリリース、81年のセカンド「アイリッシュ・ オクトーバー」がヒットする。そして83年の「ウォー」でブレイクし全英No.1 に輝き大ベストセラーとなる。 87年に「ヨシュア・トゥリー」でついに全米No.1を獲得しスーパースターとなる。 その後も「アクトン・ベイビー」、「ズーロッパ」、「ポップ」といったアルバムが 全て大ヒットを記録しグラミー賞等の数々の栄誉を手に入れた。 現在も世界を舞台に活躍中である。


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