IV/レッド・ツェッペリン
- ブラック・ドック(Black Dog)
- ロックンロール(Rock And Roll)
- 限りなき戦い(The Battle Of Evermore)
- 天国への階段(Stairway To Heaven)
- ミスティ・マウンテン・ホップ(Misty Mountain Hop)
- フォア・スティックス(Four Sticks)
- カリフォルニア(Going To California)
- レヴィー・ブレイク(When The Levee Breaks)
1971年に発表されたレッド・ツェッペリンの4枚目。
タイトルに「IV」と書いているが、実はこのアルバムにはタイトルがない。
ジャケットには老人の絵がこわれた壁にかかっているだけで何のクレジットも
入っていない。
このアルバムのメインは何といっても名曲「天国への階段」である。
いやこの曲のためにこのアルバムがあるといっても過言ではないと思う。
たしかに「ロックン・ロール」や「ミズティ・マウンテン・ホップ」も素晴らしい
ハードロックナンバーだと思うが「天国の階段」には、ハードロックという枠を
超えた素晴らしさがあると思う。
ジミー・ペイジの繊細なギターに絡むロバート・プラントの独特な歌声はいつ聴いても
感動ものである。
現在でもイギリスの人が選ぶ好きな曲の第一位はこの「天国の階段」であるというが
うなずける話である。
「ロックの巨人」と呼ばれるレッド・ツェッペリンの最高傑作がこのアルバムであると
思う。
●レッド・ツェッぺリンについて

1968年、後期ヤードバーズのギタリストであったジミー・ペイジが
ヴォーカルのロバート・プラント、ベースのジョン。ポール・ジョーンズ、
ドラムのジョン・ボーナムとともに結成したイギリスを代表するハードロック
グループ。
68年に「レッド・ツェッぺリン」でデビューし、まずアメリカで人気が出る。
69年にセカンドアルバムをリリースすると、ビートルズの「アビイ・ロード」
をチャートも1位を奪ってしまう大ヒットとなる。
71年に名曲「天国への階段」を収録した4枚目をリリース、その後も「聖なる館」、
「フィジカル・グラフティ」といったアルバムをリリースするが、80年にドラマー
のジョン・ボーナムが死亡し解散してしまった。
その後は残されたメンバーはそれぞれソロで活動しているが、ライブエイドを始め幾度か
再結成ライブを行っている。