記憶装置について

最終更新日:2003.7.26

 記憶装置について作者がまとめたものです。参考にしてください。

 記憶装置の主な物を以下に示します。
名称 種類 記憶容量 書き換え回数
フロッピーディスク 1MB程度 ほぼ無限
ハードディスク 80GB程度 ほぼ無限
MO 230,640MB,1.3GB,2.3GB 未確認
ZIP 750MB 未確認
記録型CDメディア CD−R 650/700MB 一回のみ
記録型CDメディア CD−RW 650/700MB 約1000回
記録型DVDメディア DVD−R 4.7GB/9.4GB 一回のみ
記録型DVDメディア DVD+R 4.7GB 一回のみ
記録型DVDメディア DVD−RAM 4.7GB/9.4GB 約10万回
記録型DVDメディア DVD−RW 4.7GB/9.4GB 約1000回
記録型DVDメディア DVD+RW 4.7GB 約1000回

・フロッピーディスクについて
 過去は、最も一般的な装置であったが、最も古い装置であるため記憶容量が小さく現在はあまり使用されていないが、ドライバの添付などで使用されており小容量のファイルには今後も使用されると思われます。

・ハードディスクについて
 メインの記憶装置である。内臓タイプと外付けタイプがある。インタフェースは、SCSI、IDE、IEEE 1394、USBと種類が豊富である。 また、年々大容量化が進んでおり、かつ、I/Fの改良もされている。現在の主流はULTRA ATAであるが、今後はシリアルATAへと移行する。
 フォーマットは、以下の物があります。
<FAT32>
 1ファイルの最大サイズは4GB、パーティションは最大20GBです。動画編集の際は、4GBの壁が問題となる場合があり注意が必要です。
<NTFS>
 1ファイルの最大サイズは、2TBあり現状では充分と言えます。また、圧縮機能もあります。DOS/Windows9xからのアクセスは不可なのでOSを共存させる場合は注意が必要です。 なお、ネットワークでアクセスする際は、フォーマットの違いによる制約はありません。

・MOについて
 フロッピーディスクに変わる大容量装置としてある程度普及している。現在は、記録型CDメディアが安くなったためあまり使用されなくつつある。 特徴としては、カートリッジタイプなので取り扱いが楽であるが、メディアの単価が高いのが欠点である。容量は、年々増加している。

・ZIPについて
 フロッピーディスクに変わる大容量装置であるが、日本ではあまり普及していない。 特徴としては、MOと同様にカートリッジタイプなので取り扱いが楽であるが、メディアの単価が高いのが欠点である。

・記録型CDメディア
 現在は、一般的なドライブとなり標準で付いているケースが多い。ドライブ、メディア共に安くなり最も普及している装置の一つである。 書き込み速度は、年々向上し現在はCD−Rで52倍速まであります。また、書き込みエラー防止機能は、現在ではほぼ標準で付いています。
 メディアについては、安い非国産品でも書き込めないケースは体験していませんが、長期保存を考えると国産品が良いようです。 作者は、目的別に使い分けてます。作者のメディアの購入単価は、非国産品スピンドルタイプで一枚30円、国産品ケース付きで50円ぐらいです。 メディアを購入する場合は、ニンレコをお勧めします。 国産品しか扱っていませんが(逆に作者は信用している)非常に安いです。作者はいつもここを利用しています。 在庫があれば、注文の翌日には発送してくれます。
 書き込みは,内周から外周への順番です。また、CD−Rの記録材質は,有機色素を用いるそうです。CD−RWの記録材質は,アモルファス合金を用いているようです。

・記録型DVDメディア
 今後、急速に普及すると思われる装置である。現在、複数の規格がありそれぞれ特徴があり非常に複雑である。 また、新しい装置の為、速度の向上はこれからである。
 ドライブは、大きくDVD−RAM,DVD−RW/R,DVD+RW/+Rの三種類あります。 最初に発売されたのがDVD−RAMで、ドライブメーカはPanasonicです。現在最も普及しています。
 次に発売されたのが、DVD−RW/Rです。ドライブメーカは、Pioneer等です。
 最後に発売されたのが、DVD+RW/+Rです。ドライブメーカは、リコー等です。最後発のためメディアは入手が難しいですが、徐々に解消されつつあるようです。また単価が少し高いデメリットがあります。

・DVD−RAMについて
  DVD−RAMは、パソコン用の外部記録装置して開発された物で、MOのような感覚で使用できます。 そのため、パケットライトのソフトは必要ありません。また、書き換え回数も約10万回ありほぼ無限といって良いと思います。 このメディアだけの特徴として、殻付が使用できることです。Type2とType4と呼ばれ、どちらともディスクの取り出しが可能なカートリッジタイプで、Type2が4.7GB(片面)ディスクで、Type4が9.4GB(両面)ディスクです。
 書き込み速度は、最速3倍速です。ただし、ベリファイを実行する為約1.5倍速となります。 Panasonicのマルチドライブ(LF-D521JD )は、対応しているソフトでベリファイレス書き込みができます。従来のドライブでも対応しているソフトで書き込みできるようです。
 DVD-RAM については機構上バッファ・アンダーランは発生しないそうですので、エラー防止機能はないようです。
 また、対応するビデオレコーダも発売されています。

・DVD−RWについて
 DVD−RWは、CD−RWの容量が大きくなったと考えると分かりやすいです。ドラッグアンドドロップの書き込みなどの場合は、パケットライトのソフトが必要となります。 フォーマットを一度に全て行うので非常に時間がかかるのがデメリットですが、最新のドライブは、一部のみフォーマットして使用できるように改善されています。
 書き換え回数は、約1000回とDVD−RAMと比較すると劣ります。書き込みエラー防止機能としては、DVD-R/RWは規格でバッファ・アンダーラン防止機能を組み込むことが定められているようなので、どんなドライブでもエラー防止機能は搭載していることになります。
 書き込み速度は、最大4倍速です。
 また、対応するビデオレコーダも発売されています。

・DVD+RWについて
 DVD+RWは、一番後発でDVD−RWの対抗の規格と考えると分りやすいです。そのため、DVD−RWよりも改良されています。 改善されている点は、書き込み速度が最大4倍速でフォーマットが一部のみ行う方式を採用しています。 ただし、DVD−RWもフォーマットが改善されたり、速度向上も今後されるようなので今後はあまりメリットが無くなるかもしれません。
 なお、対応するビデオレコーダは発売されていません。

・DVD−Rについて
 DVD−Rは、CD−Rの容量が大きくなったと考えると分かりやすいです。CD−Rと同様にDVD−RもDVD−RAM,DVD−RW,DVD+RWとペアとなっている製品が大半です。
 書き換え回数は、1回のみです。書き込み速度は、最大4倍速です。

・ビデオレコーダについて
 現在発売されているのが、DVD−RAMとDVD−RWタイプです。
 DVD−RAMタイプは、追っかけ再生ができる点が優れています。また、殻付きが使用できるので重宝します。 なお、Panasonicのドライブには専用のソフトが付属しておりパソコンでの取り込みや編集ができます。
 DVD−RWタイプは、ハードディスク付きでないと追っかけ再生ができない点が劣ります。また、対応するソフトが無いためパソコンでの取り込みや編集はできないそうです。
 以上のことから、作者は、DVD−RAMタイプをお勧めします。作者も一台保有しています。作者は、勝者はDVD−RAMになると見ています。以前は、DVD−RWタイプが優勢でしたが、途中で逆転してハードディスク無しタイプでは、完全にDVD−RAMの圧勝のようです。

・ドライブ、メディアについて
 ドライブについては、国産有名メーカをお勧めします。たまたまかもしれませんが、作者の保有していた二台の台湾製のドライブが共に調子が悪くCD−RWが焼けませんでした。また、DVDドライブもちょうど保証が切れた後でDVDが読めなくなりました。
 メディアについては、記録型CDメディアと違い安い非国産品は避けたほうが良いようです。良く書き込めないなどのトラブルを聞きます。作者は、全て国産品にしています。 メディアの購入については、作者は記録型CDメディアと同様にニンレコをお勧めします。 ちなみに単価は、現在急速に値段が下がってきておりDVD−Rが一枚270円程度です。
 光物は、国産品が無難なようです。作者は、値段が多少高くても国産品をお勧めします。

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