1/100 MGシャア専用ザクver.2

MS-06S ZAKU2

MGモデルも1995年の発売以来、100作を超える大ヒット商品になりました。
10年以上も続くと、初期の頃のモデルが見劣りしてきます。
完全新金型のリニューアルは、2005年の映画化を機に、Z、ガンダムmk2のver.2、
そして2007年にザクとゲルググのver.2が発売。
MGモデルは2周目、
1/100のガンプラ的には3周目というサイクルに入ってきました。

従来のアニメロボットのプラモは、テレビのオンエアに連動する商品でしたが、
このMGや1/144 HGUC、1/60 PGはアニメ番組の放送と切り離された商品
というのがシリーズ当初の最大の特長。
当然、今でも変わらんのですが。

まぁ、少し前の食玩ブームや近頃の80年代リバイバルブームを見ると、
消費者の中心層の移り変りを感じます。
キャラクター商品市場も拡大発展、成熟しました。
ただ、昨今の原油高騰で、これから先は非常に不透明なのですが…

1/100 MGシャア専用ザクver.2の発売は2007年5月で
お値段3500円(税抜き)。
先行したザクJ型の金型流用で発売されました。
もちろん、専用部品もけっこう入ってますよ。

ザクのver.2は中味が売り。
ABSを多用したフレームが1/60 PGモデルみたい。
組み立てるのは大変ですけど。

ABS樹脂が多いので、墨入れはタミヤ水性アクリルで。
これだと割れません。

ピンクの成形色は、
製作時間の都合もあって、一切塗っていません。
ザクは部品が小さいので、ゲートも小さいです。
丁寧にゲート処理すれば、そんなに目立たないと思いますよ。

つや消しクリアーは全部組上げて吹くと、ミストが回りこんで
思わぬ箇所がガサガサで真っ白になります。
ある程度、分解した単位で吹きます。

また、つや消しクリアーは吹けば吹くほど、ガサガサで真っ白。
粉をふいた和菓子の様になりますので程々に。

キットの箱絵はマーキングのないアッサリしたものですが、
ガンダムデカールとシールは付属。

プレーンな外観に反して、内容は高密度実装体。
スカートの接続がABSのボールと受けで取付けにくいなど、
組立や取り扱いで気になる箇所もありますが、
全体的にはとても良く出来ています。

こっちはMG F2型ザク。
いわゆるカトキのザクで、ハッキリ言って、これはザクじゃないですね〜。
似て非なるもの、かな。

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