1/48 飛行機その2

また飛行機プラモを作ってみました。
昨年、原油価格の高騰-暴落がありましたが、
一度上がったプラモの値段は下がりません。
高額になったガンプラをはじめとするキャラクター物に対して、
少し前のスケール物に値ごろ感があります。

最近珍しくスケール物の比率が増えてますが、
値ごろ感を感じるキットに自然と手がのびている、
という所でしょうか。

タミヤ 1/48 スピットファイアMk.1

SUPERMARINE SPITFIRE Mk.1

●機体データ(Mk.1)
全幅:11.234m
全長:9.124m
全備重量:2814kg
エンジン:ロールスロイス・マーリン2又は3、
1030馬力
最高速度:586km/h
航続距離:636km
武装:7.7mm機銃*8
(タミヤ組立説明書より)

資料はモデグラ2006年12月号の「空軍大戦略」。
迷彩塗装の色味はモデグラ2008年5月号を参考に。

あと古本屋で、「エアロ・ディティール8 スピットファイアMk.1〜5」も
500円程度で買えたので、これも見ながら。

塗装は筆塗り、缶スプレーのみで製作。
田宮のキットには、デカールの透けを防ぐため、下に貼る白丸も付属
してますが、このデカールの重ね貼りがチョット難しい。

デカール部分の下地の白は塗装でもいいかも。
胴体のラウンデルは成功しましたが、主翼のはガビガビに…。

楕円形の翼が美しいスピットファイア、出来上がるとなかなかの雰囲気。
胴体のコードレターも派手で目立ちます。

資料本「エアロ・ディティール」内に、このDW◎O機の飛んでる写真を見つけ、
本物が存在した事にちょっと感激。

タミヤ 1/48 ウーフーも作りかけてますが、
今年中に出来るかなぁ?双発機はデカイです。
そろそろ日本機を作りたい気分でもありますが。

タミヤ 1/48 ハインケルHe162 A-2
”サラマンダー”

HEINKEL He162 A-2
"SALAMANDER"

●機体データ
全長:9.05m、全幅:7.20m、全高:2.60m
エンジン:BMW003E(推力800kg)*1基
乗員:1名 自重:1633kg 総重量:2805kg
最大速度:790km/h(海面上)、838km/h(高度6000m)
滞空時間:48分(高度6000m) 上昇限度:11000m
航続距離:620km(高度6000m)
上昇率:19.2m/s(海面上)、9.9m/s(高度6000m)
武装:He162A-1 MK108(口径30mm)*2門(各50発)、
He162A-2は武装がMG151/20(口径20mm)*2門(各120発)
燃料タンク:主タンク(胴体)635リットル、副タンク(主翼内部)345リットル
ハインケル製射出座席装備(火薬式)、
無線装置 FuG24無線通信機、FuG25a敵味方識別装置、
離陸補助ロケットRI502(推力500kg)*2を使用可能
(タミヤ組立説明書より)

敗戦濃厚、末期的な戦局を転換する為計画された
フォルクス・イェーガー(国民戦闘機)がHe162A-2。
生産計画の名称、サラマンダー(火蛇)の方が
機体名シュパッツ(Spatz=すずめ)よりも通り名になっている。

資料はHJ誌2005年5月号(ドイツレベル1/32)。
航空ファン1987年6月号にも資料があります。

サラマンダーと言えば、
80年代中頃にボークスのレジンキットがありました。
それを創刊ホヤホヤの頃のモデグラ誌で、松本州平先生が激作されてました。
その思い出が残っております。

タミヤの1/48キットは2006年製で非常に精密。
エンジンもカバーの開閉状態が差し換えで選べます。

キットは気持ち重り不足な雰囲気だったので重りを追加。
鼻先の指揮官機を表す黒、白、赤の
同心円マーキングがちょっと難しい。
後2色のデカールは入ってますが。

小柄な機体ですが、
現用ジェット機に通じる先進性が感じられます。
主脚まわりはF16みたい。
エンジンの彫刻も精密で、ジェットエンジンの
甲高い騒音が響いてきそうです。

ハセガワ 1/72 AV-8B ハリアー2 プラス

AV-8B HARRIER 2 PLUS

●機体データ
乗員:1名
全幅:9.25m
全長:14.55m
全高:3.56m
全備重量:2814kg
エンジン:ペガサスR.R.F-402-RR-408*1
(推力10,795kg*1)
最大離陸重量:14,060kg(STOL時)
最大速度:1,080km/h
初飛行:1993年3月17日(2プラス)
(ハセガワ組立説明書より)

1/72ですが、ついでに。
キットは2001年製で1000円(税抜き)。
シュワルツネッガーの映画、「トゥルーライズ」に出てた飛行機。
全く同じ型かどうかは?ですが。
映画では垂直に離陸、ヘリコプターのように
空中静止出来るのが印象的でした。

ちょこちょこ作っては中断を繰り返し、やっと完成〜。
たぶん1/48の方が作り易いと思います。
けっこう部品の位置決めが決まらない。
センターや垂直平行が出てないとカッコ悪いです。
でも、それが難しい…。
あと、キャノピー爆砕コードのデカール貼るのが難しい。
何で左右別々になってるの?

米軍の制空迷彩色とデカールの色が近いので、
全然注意書きが読めませんなぁ。
貼ってるのかどうかも分り難いです。
(2009/8/16、完成)

製作者:北朝鮮のミサイル発射に怒り!
製作期間:09/4〜5
製作:ドリームワークス零

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