ショムニ
(1998)
監督:渡辺孝好
満帆商事、地獄の廃棄OL達が棲む魔窟「庶務二課」、通称「ショムニ」に
一日だけのヘルプとして派遣されたつまらないOL塚原。
塚原の誕生日の夜の迷走が続く。
思った以上に辛口な作品って感じ。
たぶん、脚本の一色伸幸のせいだろう。
イラン人から買った薬をキメて、フェラチオ回数券を配付するOL坪井千夏の
ヤサを訪ねる塚原だが、
もっと他に相談できる友達はいないのか?と老婆心ながら思ってしまう。
折しも千夏はポーカーで男二人と3Pの配置?決めの最中だったりする。
塚原の処女喪失行動も絵描き男にカモられる顛末となるし、
辛辣な現実ばかりが目につくのじゃ。
(風刺と言ってしまえばソレまでじゃが)
愛を語る塚原が「一回の射精は3.5ml。その中に精子は約3億〜」
っていうくだりは面白かったけど。
98/12/6
Kの独善的評価 ★★(現実は厳しいってコト)