プライベート・ライアン

Saving Private Ryan (1998)

Directed by Steven Spielberg


史上最大の作戦、ノルマンディ上陸作戦を生延びたジョン・ミラー大尉に、

戦争で三人の兄を失ったライアン二等兵を捜し出して帰還させるという特命が下った。

精鋭8人の命を賭けて、広大な戦場でたった一人の兵士を捜し出さなければならない。

いったい何故?本当にその価値があるのか?

戦争は怖い!

ってのを肌で感じる映画っス。

スピルバーグ監督が語ろうとしているテーマそのものより、

凄惨極める描写が強烈!もう、激烈!!

冒頭のノルマンディ上陸作戦時に、

鉄のヘルメットに弾丸が当たって助かった兵士が、

ヘルメットを脱いで被弾した部分を眺めた直後に、

むき出しの頭部を撃ち抜かれるシーンが脳裏に焼き付きます。

カメラのブレが少々デジタルっぽいんっスけど、

とにかく臨場感がある!

戦闘時と非戦闘時の緩急というか落差もかなりこたえます。

通訳要員として駆り出されたアパムが、

最後に、一度解放したドイツ兵を射殺するのが快感か?

98/10/10


Kの独善的評価 ★★★★(平和がイイです)


[戻る]