STAR WARS・エピソード1

ファントム・メナス

Episode I - The Phantom Menace (1999)

Directed by George Lucas


スターウォーズ・サーガの最新作。

「新たなる希望」(1977)から一世代(32年)前が描かれる。

最新作だけあって、出来は非常に良いのじゃ。

映像の情報量も滅茶苦茶多い。

も〜わけがわからんぐらい沢山色んなモノがスクリーンを飛び交うぞぉ。

大気の有る惑星から宇宙船で宇宙に飛び出したり、

他の惑星に行くのが、自動車やバスで隣町に出かけて行く感覚とゆ〜

スターウォーズの世界観はそのまま健在でありました。

劇中では特に、ポッドレースが出色だな。

ちと「ベン・ハー」(1959)の戦車競技を彷佛させます。

ライトセーバーのちゃんばらも、力強く速い!

ダースモールはパワフルで凶悪!と素晴らしい出来栄え。

水棲生物(ジャージャー・ビンクス)がボケ役で出る関係上、

水の中の描写があり、水中の道中が面白いです。

物語としては、ルーク3部作の「新たなる希望」(エピソード4)や

「ジェダイの復讐」(エピソード6)とほぼ同じパターンで、

あまり新鮮味は無いですな。

中盤の共和国議会の政治的なやりとりは正直ダレました。

我らのジャバ・ザ・ハットは妻?を連れての出演。

特別篇1の腑抜けた表情から一変して、

「ジェダイの復讐」時の醜悪さ、そのままでグッド!

でも、もうちょっと質感がヌメヌメしていて欲しい気がする。

アナキン少年は利発で可愛らしい坊やでしたが、

今後、どのように悪の権化のべーダー卿に変わってゆくのか

楽しみな所ですぅ〜。


The Internet Movie Databaseを見ると、

Star Wars Episode II (2002)

Star Wars Episode III (2005)と予定されてるみたい。

ルーク3部作が、

A New Hope (1977)

Empire Strikes Back, The (1980)

Return of the Jedi (1983)と

3年おきだったので、

アナキン3部作も、やはり3年周期でやってくるのかな?

99/6/26


Kの独善的評価 ★★★+(メカニックデザインがイマイチなんだな)


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