この監督、この作品を見よ!

デビッド・クローネンバーグ監督
(David Cronenberg)

カナダのプリンス・オブ・ホラー。


『裸のランチ』(1991)

ウィリアム・バロウズ原作。

NYの害虫駆除員、ウィリアム・リーは、

ウィリアム・テルごっこをして妻を誤って射殺。

そのままインターゾーンへ入ります。

喋る肛門の昆虫型タイプライターと、

粘液ヌメヌメ型タイプライターの闘争が

文筆家の妄想らしくていいね。

『ザ・フライ』(1986)

遺伝子レベルで蠅と融合します。

蠅男、ジェフ・ゴールドブラムのぎょろ目が昆虫っぽい。

テレポッドで伝送するのってイニシエーションだよね。

『シーバース 人喰い生物の島』(1975)

クローネンバーグのB級ゾンビもの。

肝機能の代替物として興奮剤入りの寄生虫を

体内に同化させるのです。

口移しに寄生虫。


他のクローネンバーグ監督作品(見たのだけ)

『スキャナーズ』(1980)

超能力もの。

電線の中にも超能力者の意識が入り込めた様な…。

『ビデオドローム』(1982)

腹の中にビデオテープをインサート。

SMっぽい描写がよい。

『デッドゾーン』(1983)

内容は忘れたが面白かった気がします。

『戦慄の絆』(1988)

子宮が三つある女性と双児の産婦人科医。

変態兄弟の夢飛行(nav氏談)。

『M・バタフライ』(1993)

フランス大使館員と女装した中国人の愛の物語。

ラストの自決が見所。


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