監督:ポール・W・S・アンダーソン
RESIDENT EVIL : after life
テレビゲーム原作映画の4作目。今回は3D版。
巨大製薬企業アンブレラによる世界規模のウイルス汚染、死者の星になった地球。
Tウイルスを克服したアリスは人間を超えた戦闘能力を発揮、
クローンの姉妹達と共にアンブレラの東京本部を強襲する。
3D映画で立体的に銃弾やら手裏剣やら破片が飛んでくるように見えるけど、
言ってみればその程度…。
3D映画の意味合いは薄いように感じる。
内容面では、アンブレラが死者の星になった地球で、一体何がやりたいのか不明確。
国も経済も完全に破壊され、生存が第一義の世界では、金なんか何の意味も無い。当然だ。
相も変わらず人体実験を繰り返しているその先に、どんな未来を望んでいるのか?
ウイルス汚染と破壊と殺し合いが延々続くが、そんな事をやってる場合なのだろうか?
そう考えるアンブレラの社員は1人もいない?
アンブレラの社員は何を食って生きているのかな?
食料に困ってないのはゾンビだけ!
治癒や再生のメッセージは微塵も感じられなかった続編だったなぁ…。
そう言えば、冒頭で姉さん軍団が使う長剣、直刀で反りが無い所謂ソードでしたね、片刃の。
舞台は東京なのだし、ちゃんとした日本刀を使って欲しかった。
日本文化の理解は今一つのようです。
2010/9/14
Kの独善的評価 ★★★(まだまだ続きそうな感じ)