Cool Blues Talkin'

何とグラさんがご自身の想い出の曲
「ME AND MRS.JONES」をカバーされる
ということです。18日のジロキチは
見逃せませんね!





Vol.5 「What's Happen?」

酔いや酔いやの毎日で...いよいよ忘年会シーズンというか、気付いてみれば
もう12月も半ば...。物事は重なる時は重なるもので、酒は好きだけど、「なん
でこんなに続くねん!」うまい酒とまずい酒の違いがこの歳になってようやく
解ったような今日この頃。すっかり飲み疲れで、こうしてやっと先月でローンを
終えた時代遅れのiMac君と久し振りに御対面ということで、「よもやま」させて
いただいております。

今月の初めに府中の芸術の森ドリームホールでのコンサートを終えさせていた
だいたわけですが、「無事に...」とは御報告できる内容とはいいきれず...。ちーと
ばかし本来やってはいけないミスをグラ小椋がしてしまいました。というのも、普
段は腕時計をしてステージに立つのですが、この日は、30分の枠で4曲をじっく
り演奏しようと決めて、腕時計をはずして身軽に出陣したのが大惨事!僕がメン
バーをステージに残して去ろうと斜頭上にあるデジタル時計を見ると12分オーバ
ー。一瞬、あらっと思ったものの、罪の意識もなくステージサイドでバンドのエンデ
ィングの音だけを耳にしていました。すると、なんとなく中途半端に演奏が終わっ
た気がしましたが、「おっ!マサ原谷君、今日も粋なエンディングで終わってくれ
ましたな〜」なんてのんきに喜んで、後片付けをして楽屋に戻ろうと思ったら、何
やら廊下でもめてまして...。それがまさか、原谷君と舞台進行関係者であるとは
思いもしませんでした。要は舞台監督がステージに乗り込んで、原谷君の腕を掴
んで演奏を止めさせたという事だったんです。...ここでは、当然、事実上僕のミス
を認め反省し、各スタッフ、出演者の楽屋に謝罪をして回ったわけですが、妹尾
さんかまやつさん、桑名さんには優しくお許しをいただきまして...。でも、罪深き僕
のミスの中から、メンバーである原谷君、小泉君、目次君にこのうえない愛を感じ
たのでありました。みんなごめんね〜うる、うるぅ...。

そして、昨晩は初めて渋谷のランタンというお店にジャムセッションに出かけました。
というのも、このイベントで知り合えた、かつてKUWATA BANDでギターを弾いていた
じゅん坊さんこと河内淳貴さんにお誘いいただいたわけでありまして、なにせ河内さ
んは中学生の僕にエリッククラプトンの「BELL BOTTOM BLUES」を教えてくれた方
であると共に、今の僕にとっていい意味でのブルースの奴隷になってしまったルー
ツの方でもあるわけです。(笑)それにしても昨日のセッションはスタジオ系ベテラン
ミュージシャンもぞくぞく集まり、ジャンルも多彩。下手な仕切りや進行もなくみんな
好きなようにやって、しかも演奏する人はドリンクすべてが¥200とこれ又お得!
僕は偶然久し振りに会ったBOB斉藤さん(SAX)と目次君、小出ひろしさんらとオープ
ニングでもちろんブルースを演奏し、中央線では味わえない音量とハイレベルなジャ
ムセッションをし、また二日酔いになってしまいました。ちなみに渋谷ランタンのセッ
ションは毎月第二火曜日だということです。一度遊びにいってみては。かなりお勧め
です。

そして今週末はなんと、船橋の個人邸宅でライブパーティーをやりますが、これが
下見をさせていただいてまあびっくり!都内のライブハウスよりも広く立派なカウン
ターバーも備え付け、ビリヤード台まである!ここでは、毎年、ムーニーさんがこの
パーティに招かれている様ですが今年は僕をブッキングしていただきました。楽し
みです。

さて、来週12月18日の月曜日、高円寺ジロキチでのライブですが、忘れてません
よね?(笑)この日は、僕が中学時代にラジオで耳にした思い出の一曲という事で、
ビリーポールという人の「ME AND MRS.JONES」という曲を御披露する予定です。
70年代初頭に流行したいわゆる不倫ソングのはしりで「私とジョーンズ夫人」が、
毎晩6時半にいつものカフェで落ち合うという歌。僕は今までそんな意味だとは知ら
ず、ソウルシンガーの矢野間健さんが経営する阿佐ヶ谷のバレルハウスというソウ
ルバーに飲みに行くと、必ずリクエストをして聞いていましたが...。今回「ぐらのよも
やまぶるうす」でもお世話になっている白岩さんのAppleJamから音源をやっと入
手させていただきました。ちょっとビリーポールの紹介をすると、もともとはジャズシ
ンガーで、ギャンブル&ハフと出会い、音楽的方向性を徐々に方向転換し、この作
品は、僕の生まれた年でもある72年10月からヒットし、ソウル、ポップス部門で1位
になった曲です。どんな仕上がりになるかは、僕自信もライブ当日まで解りませんが、
楽しみにしてくださいね!それでは今宵もライブ会場でお待ちしています!

Thank you lovn'for GURA&DELA
(グラ小椋(VO,G) マサ原谷(G,VO) 小泉P克人(B) 目次敬之(D) 須川光(Key))