-- The Man of Latest Giant --

このハンターのページを最初にUPしたのが97年の1月でしたが、
デルタブルースのサイトでお馴染みの戸塚さんからE-mailを頂き、
ジャケ裏のハンターのちょっと気取った写真も掲載してほしいなとのこと。
確かにこの写真を入れた方がハンターの人柄が伝わるなーと本日追加しました。
戸塚さんのお気に入りは"Ice Cold"と"Rooster And The Hen"だと伺いました。
もっと聴き込んで改めてメールを下さるというのでその時はまた更新します。
戸塚さんのサイトに興味を持たれた方はここのLINKページを開いて下さい。
"DELTA BLUES WE LIKE IT"が戸塚さんのサイトで、デルタへの想いが綴られた
郷愁を感じるページです。あの綿花畑の広大な風景と暖かい人々をしのばせる
ブルースファン必読のページばかりです。

--bluesboy 2 May.1997 追記


BORDER TOWN LEGEND

国内盤:KICP-532 King Record 1996 / Licensed from Alligator Records and Artists

1.T-Bone Intentions
2.Ice Cold
3.Ole Red
4.Marfa Lights
5.Nasty Ways
6.Grits Ain't Groceries
7.Arkansas
8.Rooster And The Hen
9.Lone Star Shootout
10.Everybody Knows
11.Road Hog
12.John's Funk

Long John Hunter - guitar & vocals
Joe Kelley - rhythm guitar
Derek O'brien - rhythm guitar
Keith Winking - trumpet
Kaz Kazanoff - tenor sax
Johnny Nicholas - piano
Kevin Taylor - drums


Long John was famous early in border town.
He was based on El Paso sence 1957.
There're Tex-Mex Town but He Walking through the Blues way on Texas Blues.
He has very young voice and smart feeling on guitar.
I think this album is best of him.
His slow blues,shuffle,and all is very fantastic.
You can get The Best of Blues from this album.

♪ My favorites

--1.T-Bone Intentions / Straight texas blues like T-bone feeling.
--3.Ole Red / New Orleans flavor like Snooks.What a groovy song! Kaz's sax was very hot too.
--4.Marfa Lights / Straight Texas Blues.Fantastic horns was meltdown me.
--5.Nasty Ways / Great! Super bad nasty.This is Long John!
--8.Rooster And The Hen / Twitter take me to another world.Rooster Knocked me down.
--9.Lone Star Shootout / Speed & stir
--10.Everybody Knows / It's O.V.Right's tune.Long John take me higher.

--- bluesboy wrote 8 Jan.1997


ロング・ジョンはとてつもなくグレートだ、ってことに最近気が付きました。
割と地味な存在だったので、今までちゃんと聴いたことがなかったけれど、今ドキドキしています。
じっくりと聴き込めば聴き込むほど、味が出てくる。というより理解が深まるのです。
きっかけは Blues Ring に加入してからですが、
1996年に、来日の話が直前で流れたことをここのスタッフに聞いたり、
何だかんだ伺っているうちに惹かれるモノを感じました。
早速アルバムを聴いてみて、この人の魅力を実感した次第です。
ロング・ジョン自身が日本に来たいらしいので、近い将来実現しそうな気がします。
活動のベースがエル・パソという、ブルースマンには少々変わり種の経歴を持つ人。
1997年1月、ひと月もヨーロッパツアーに出ているのだから、海外での認知度は高いと思われます。

--- bluesboy 記 8 Jan.1997


ハンターのその後の作品

Long John Hunter / Ride with Me

高域までよく伸びる艶のあるヴォーカルと、ギミックの全くない
ストレートなギターが彼の最大の魅力なんですがそれはここで
もいかんなく発揮されています。軽快なテンポの曲ではホーン
セクションのバックも快適、スローでヘヴィな曲ではための効い
たズシリとくる手応えに貫禄を感じます。ハンターの良さは何と
いっても全くすっぴんのまんまで全部勝負をかけてくることです。
彼自身の存在感が充満した大傑作の1枚。とても吹き込み時に
67才とは思えないです。まだまだ頑張ってくれそうです。

1998 Alligator ALCD-4861 US盤


Long John Hunter / Swinging from The Rafters

一聴してギターの音がいつもと違うのが判ります。イコライザーを
使ってるのとちょっとファズがかった音が印象に残ります。曲調も
意識してかかなり軽快なノリを全面に押し出しています。でもさすが
#4あたりからいつものギター、いつもの歌って感じでニヤリとします。
#6の軽いファンク調ではホーンのアレンジがさりげないけど光ります。
彼の場合は何をやっても地に足が付いてる安定感があるので様にな
るのが強みですね。#7のファンタスティックなミディアム・チューンは
変則的なコード進行が新鮮、妙に似合うアコースティックの#8は一服
の清涼剤的効果も。とにかく聞き所の多いアルバムになりました。

1997 Alligator ALCD-4853 US盤


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