What's New index main mail to bluesboy

いいものを聴いたときに、じっとしてられなくて誰かに言いたくなる。
そんなアルバムをここでは紹介していきます。

Bobby Rush

Hoochi Man

99年12月のパークタワー、歌いながらステージから降りてきたボビーがどういう訳か私の手を取って
ムチムチのお尻をこちらに向けて踊っているダンサーの側まで連れて行き、おまえはあのオケツが好きか
と聞くので、Yes、I Like It! と答えたのが運の尽き。彼はとても嬉しそうに何度も同じ事を聞くので
私も何度も I Like Itを連発するはめになりました。終了後にはロビーでもボビーにハグハグ攻撃も受けて
しまいました。江戸川スリム氏によるとそのときの印象が余程強くて I Like It という新曲が誕生したのでは
ないかとのこと。おまけにアルバム・タイトルがフーチ・マン。これはきっと名誉なことなんでしょう。
マラコ録音だけあってサウンドは従来以上にボトムの低いミディアム調のファンクに仕上がってます。
ボビーとマラコの相性は抜群ですね。ヴァスタイ・ジャクソンがギターに参加してるのも嬉しいです。
彼自身、快心の一作と思います。もちろんお薦めに決まってるでしょ。(笑)
2000 Waldoxy WCD-2826 US盤


Lovin' A Big Fat Woman

ファンク・ブルースの王者的な貫禄と同時に
ラッシュの陽気で暖かい人柄がそのまま音に
なってるこの作風が嬉しいです。ラッシュの吹く
曲中のいなたいハーモニカもいい味出してますし、
アルバム全編、目前で歌ってる臨場感有り。
ラッシュで何か1枚という方にはまずこちらが
お薦めです。1999年のパークタワーでは
一番の人気者になったのが記憶に新しい。

1997 MALACO WCD-2817 US盤


The Best of Bobby Rush

"Sue"を筆頭にしたLAJAMでのベスト・アルバム。
この時期のラッシュに特に愛着を感じている
ファンも多いようですが、シンプルかつ
ナチュラルなファンク・ブルースが心地よいです。
顔つきはコテコテ系なのにサウンドはとても爽やか
なのが特徴で曲も粒が揃っています。
ぺきぺきしたギターのカッティングも快感で
お薦めです。

1999 LAJAM LJ-0006 US盤