これは嬉しい、マイクの"Sweet Home Chicago"が聴けるなんて!
と、飛びついて買った記憶があります。
このシカゴ・ブルースをマイクは完璧に自分のフィールドに引っ張り込んで演ってます。
惜しむらくは"Long Hard Journey"で、極めつけのマイクのスロー・ブルースで
ベースのチューニングがかなり怪しく、「G!」と叫ぶマイクの声もむなしく、ポジションを探してウロウロするベース。
途中立ち直りかけるも、元のチューニングが怪しいので最後まで悲惨。
しかし、これではイカン!と残りの全員が発憤し、火の出るようなブルースになっている。
しかし、このレコード、何だか怪しい。"Woke Up This Morning"なんか、なにこれ?みたいな演奏で
これがマイクのきざんだリズムだとしたら、私悲しい。
いったい誰なんだこのへんてこなリズム・カッティングしてるヤツは。
それに他の曲にマイクは参加してないようです。
このLP買って以来、バリーが信用できなくなりました。
バリー程のキャリアがあれば、もっとまともな音源がストックにあるはずなんだけどな。
それともこれはバリーさえも預かり知らぬ○○盤か?
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