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CRUISIN' FOR A BRUISIN

1981


Takoma Records CDP-72791

1 CRUISIN'FOR A BRUISIN'
2 LINDA LU
3 PAPA-MAMA-ROMPAH-STOMPAH
4 JUNKER'S BLUES
5 MIDNIGHT
6 IT'LL BE ME
7 MOTORIZED BLUES
8 MATHILDA
9 WINTER MOON
10 SNOWBLIND

ノーマン・ディロン制作の、やや趣向の異なった作品。
え?これがマイク!?と疑うようなピッチの高いつぶし気味のヴォイスで
歌われているトラックが多いのが特徴です。初めて聴いたときはとまどいました。
ギターは各曲で結構歌っています。想像ですがかなり薬が入った状態での
レコーディングではなかったのかなと感じています。歌がぶっ飛んでます。
マーク・ナフタリンのサイト「ブルームフィールド・ノート」によると、
70年代末からマイクは薬の過剰接種がもとで、常軌を逸した行動が目立つようになり、
一人またひとりと友人が去っていったようなことが書かれています。
何がそこまで彼を追い込んだのか、探っても仕方ありませんが、このアルバムで
マイクはかなり"切れて"いる感じはします。思い過ごしかな・・。
その切れ方がスリリングでもあります。ムチが飛んでくるようなテンションの高さが
印象的です。

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