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KGB

1975

国内盤　MCA-6089 VICTOR MUSICAL INDUSTRIES （廃盤）

Mike Bloomfield-guitar
Carmine Appice-drums
Rick Grech-bass
Barry Goldberg-keyboads
Ray Kennedy-sax,vocal

何と凄い顔ぶれでしょうか。
カーマインはヴァニラファッジ-ベック・ボガード＆アピス、リックはブラインド・フェイス-トラフィック、
バリーは元々親友だと思うのですが、グラディス・ナイト＆ザ・ピップスの「イマジネイション」を書いた人、
レイはビーチ・ボーイズの「セイル・オン・セイラー」を書いた人でこのアルバムで自分でカバーしている。
（後にソロで大成功している）
バンドはK.G.B.って名乗ってますが、スパニッシュ・タッチのイントロからレゲエになる"Workin' For The Children"
とか、ウエスト・コースト・サウンドありとか、アルバム・コンセプトのはっきりしない作品です。
色んな連中と、色んなことやってみたかったと思うしかない。
このアルバムを通して聴いて、ここにマイクが居る必然性が感じられないのです。