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TRIUMVIRATE

1973

国内盤 SOPL-205 CBS SONY INC.(廃盤)

1 CHA-DOOKY-DOO
2 LAST NIGHT
3 I YI YI
4 JUST TO BE WITH YOU
5 BABY LET ME KISS YOU
6 SHO BOUT TO DRIVE ME WILD
7 IT HURTS ME TOO
8 ROCK ME BABY
9 GROUND HOG BLUES
10 PRETTY THING

JOHN HAMMOND(Jr.) - LEAD VOCALS,GUITAR,HARMONICA
MIKE BLOOMFIELD - LEAD GUITAR
DR.JOHN - PIANO,ORGAN,GUITAR,BANJO
AND SOME OTHERS

何とも不思議な組み合わせです。
大体DR.JOHNとJOHN(Jr.)が水と油です。
たぶんDR.JOHNの性格からして、そっぽを向きながらのレコーディングだったと想像します。
マイクはDR.JOHNは尊敬していたと思われるので、たぶん気まずいセッションになったのだろうなー。
そのせいか、作品からはHAPPYさが感じられない。
マイクを見いだしてCBSコロムビアに引っ張ってきた、JOHN HAMMOND(親父の方)の陰謀かな。

息子のJOHNはカントリー・ブルースでこそ、その非凡な才能を発揮する人なのに、
もし親父の政治的な力が働いてたとしたら、ウーム。
(勝手な想像ですけどね)

中では"ROCK ME BABY"がハイライトと思います。
MIKEも自分のフィールドって感じで流れるようなソロを聴かせてます。
それにしてもJOHNのVOCALは非力さがここでは目立ってしまう。
せめて、三人が曲によってVOCALを分担すればもっと良いアルバムになったはず。

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