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SUPER SESSION

1968

現行国内盤 SRCS-6192 Sony Records

-- Mike Bloomfield - Al Kooper --
1 Albert's Shuffle
2 Stop
3 Man's Temptation
4 His Holy Modal Majesty
5 Really
-- Steve Stills - Al Kooper --
6 It Takes a Lot to Laugh
7 It Takes a Train to Cry
8 Season of the Witch
9 You don't love Me
10 Harvey's Tune

Mike Bloomfield-guitar 1-5
Steve Stills-guitar 6-9
Al Kooper-piano,organ,guitar
Harvey Brooks-bass
Barry Goldberg-electric piano 1,2

取って付けたようなホーン・セクションをあとからオーバー・ダブしたり
まっしろけのアルのヴォーカルがイマニ、イマサンなんですが
前のページにあるとおり、これは重要なアルバムになってしまった。

旧CBSコロムビア、現ソニーレコードの膨大なロックの作品群の中で
常に重要作品として位置づけられている訳はマイク参加の1-5の5曲につきる。
ロック界にセッション・スタイルを持ち込んだことが
評価の対象のようにいわれることもあるがそれだけでは片づかない作品だ。

ここで聞かれるブルース・ギターはマイクのギター・スタイルの決定版的要素が大です。
アンスン・ファンダーバーグなんかも時々マイクのスタイルで弾くときがあるけど
@やDのフィーリングそのままだ。(注1)
68年という年、マイクには充実期だったのだと思う。

注1:Anson Funderburgh and The Rockets / Thru the Years' A Retrospective(1981-1992)
--BLACK TOP CD BT-1077--
収録の"Changing Neighborhoods" のことです。

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