◆フランスパン◆
ベトナムのフランスパン。あらゆるところで書きまくられているだろうが、これが書かずにいらりゅうか。だって美味しいんですもの。日本のパン屋で普通に売ってるフランスパンの美味しさを1フランスパンという単位に定めるとしたら、ベトナムのフランスパンは10フランスパン。焼きたてだったら20フランスパン!
これは日本でやってもさっぱりマズかった。
やはりフランスパンが違うのか?
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どんな風に美味しいのかなんて、えびの筆ではとても言い表わせそうにない。
「薄い皮がパリパリ」「握るとへショっとつぶれる」「一個まるまる軽く食べられる」
ああ、ご想像いただけますでしょうか。無理ですね、この貧相な表現じゃ・・・。
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この幸せがたった500ドン(5円以下!)で味わえるなんて・・・。ああ、涙で前が見えません。 |
朝からバナナ2本はキツイ。いつも一本残して部屋に持ち帰っていた。これが、ふとお腹が空いた時、かなりありがたい存在となった。
だって宿の部屋、5階だったんですもの。それも恐怖の螺旋階段。一度落ち着いてしまうと、外に出るのにかなり決心が必要だったし。
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◆バイン・ミー・ティット◆
旅行中、はまって食べつづけたフランスパンのサンドイッチ、バイン・ミー・ティット。どこにでも売ってあるし、一個3,000ドンくらいでお腹もくちくなる美味しい軽食。
いろんなところで食べたけど、サイゴンの宿近く、Co.bac通りのおばちゃんのが最高。炭火であぶった照り焼き鶏肉に、きゅうりとコリアンダー、唐辛子をこれまた炭火でさっとあぶったフランスパンにはさみ、ちょっと甘いニョクマム(ベトナムの魚醤)のたれをかける。ゆきちゃんと半分コなので2つに切ってもらい、紙にくるんでくれる。紙といっても使用済みのノートの一ページをやぶったもの。アジアではおなじみの包み紙だ。
香ばしいそのパンをかかえてホクホク宿に帰る幸せといったら。夜に行くと鶏は売り切れてブタの三枚肉しかなかったりしたが、これもまた脂が絶妙にパンにマッチして美味い。あうー、また食べたい。
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