姉 妹 越 南 散 歩
しまい・べとなむ・さんぽ 

>>>ごはん

ベトナムへ行く2大目的といえば、買い物そして、ご飯だと思う。
さすがにベトナムの食水準は高く、どこで食べてもはずれなし。

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◆麺類◆
ベトナムと言えばフォー という事になっているようだが、どっちかと言うとブンという麺の方がたくさん食べたかも。この2つの何が違うのかよくわからないが、とりあえず麺の形は違うようだ。フォーが平べったくてブンが丸い断面。

どちらもたーっぷりの香草やもやし、ライムを添えて出される。ベトナムでは生野菜を避けて通るのは難しい気が・・・。それでもって、これはえび夫の大好きな系統の味なので、是非いつか一緒に来て食べさせようと思ったのだった。

フォー

ブン1ブン2
左が汁なしブン、右が汁ありブン。汁なしブンはあまーいピーナツダレで、炭火で焼いた肉団子やハムがのっている。ゆきちゃん大はまり。
揚げ麺春雨
左はパリパリ揚げ麺にあんかけ。右は汁あり春雨にレバーや鶉の卵など具沢山。

↑これはフォー。鶏や牛、魚のつみれなどのフォーがある。フォーよりもファーって発音に近かったかも。

うまうま

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◆あまもの◆
あまもの屋
チェーバインフラン
左/ラオカウという寒天+トッピング。コーヒー味の寒天はなんだか昔なつかしい味でした。
中/あったかいチェー。お赤飯にココナツミルクをかけたもの。もっちりねっとり美味しいんだけど、一杯食べればそりゃもう腹いっぱいさ。
右/評判のバインフラン(カスタードプリン)はマジで美味い。密度が高くて舌触り滑らか。必ず横に添えられてる氷は、濃厚なプリンと愛称ばっちり。これで3,000D(=24円)!

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◆カフェ◆
カフェがあちこちある国ってのは町歩きの時の休憩場所に困らない。インドしかり、ネパールしかり、トルコしかり、そしてベトナムも。

ただしベトナム、ほかの国と違って一杯の量が多いのよね・・。初めはベトナムといえばコーヒーじゃん!てわけでカフェ・スーア・ダー(アイスミルクコーヒー)を頼んでいたのだが、これがはっきり言ってコーヒーと言うよりほぼ練乳。練乳大好きだから美味しいんだけど、飲めば飲むほどのどが渇き、かつ太りそうな事に気づき、途中からチャー・ダー(冷たいハス茶)にチェンジ。

お茶以外の飲み物を頼んでも急須に入ったあったかいハス茶はタダでついてくるので、カフェ・スア・ダーを飲んだ後の氷が入ったコップに注いで冷やして飲むって手もあり。ちょっと練乳混じるけど。

ベトナムの冷たい飲み物には過剰なまで氷が入っている。たまに氷が邪魔で飲む事もままならないほどに。これだけどかーん入っていたら、お腹の弱い人はこのビジュアルだけで下しそうだなーと思っていたのだが、カントーの川辺で氷工場を発見。なーん、ちゃんと工場で作ってるなら安心ー。と感心した私にベトナム人が笑いながら告げた。

「でも材料はこのメコンの水だよ。いくらとってもタダだからねー、ハハハー」

カフェ・スーア

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どこの国に行っても美味い美味いと書いているような気がするえびであるが、ベトナムの美味さは日本の料理に似ていると思う。強烈なスパイスやびっくり!という味はない。したがってタイ料理(やっぱりタイ料理が一番好き)やインド料理のように帰国後中毒症状に陥って町のエスニック料理屋をふらつく、という事はなかった。そのかわり、日本料理以外を一生食べ続けるとしたら・・・・ベトナム料理と答えるかもしれない という感じの美味さ。