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南インドごはん
南インド飯、むちゃくちゃ美味しい。2週間毎日カレーを食べて飽きなかったから、すごいかもしれない。どこで何を食べても感動。たとえ10ルピーの定食だとて、うまいんだから。日本のインド料理屋で今まで高い金出して食べてたカレーは何だったんだ。

とある南インド食堂のラインナップ南インド食堂
インド人ってみんな痩せてるイメージだったんだけど、
実際はタイコバラオヤジがけっこう存在していた。

南インドではバナナの葉っぱがお皿に使われると聞いたが、実際はステンレス皿の店も多かった。ステンレス皿の場合、皿の上にさらにビニールがしいてある事多し。皿洗いしなくていいようにか?それとも他人の使った皿は不浄だから?

バナナ葉皿の食堂では「バナナ葉捨て場」があって、食べ終わった客は自分でそこに捨てに行く。食後はみなさん、けっこう念入りに手を洗ってらっしゃいます。手で食べるとカレーがツメの間に入るんだよねー。

それから意外と美味しかったのがスープ。たまに絶望的にぬっるーいのが出てくるけど。トマトスープやコーンスープはお腹こわした時にもいいと思う。コーチンの屋台で食べたマトンスープなんか絶品だった。
フェンネルシード
レストランで食後に出されるフェネルシード。お口の中がすっきりなって、消化も助けるそうな。さすがスパイス王国インド。
下は駄菓子屋で見つけたフェンネルシード砂糖がけ、ミッキーシール入り。1ルピーなり。

ミールス
ミールス
豪華ミールス。これでも50Rp。
南インドの定食。ごはん(ゆでた感じのお米)+カレー2、3種類、ヨーグルト等が盛られる。このごはんにヨーグルト、最後まで馴染めませなんだ。
食堂にはバケツを持ったおっちゃんが歩き回り、食べ終わったバナナの皿を見たらすかさずおかわりをついでくれる。つまり食べ放題。でも日本人はそんなにたくさん食べれるもんじゃないと思う。
写真はコタヤムという街のホテルで食べた豪華ミールス。豪華版だけあってデザート(ショウガの甘いスープ)がついてたのだが、知らずにカレーと混ぜてしまった。よよよ。


南インドの主食たち
南インドは米の産地ということで、ごはん以外にも米の粉を使った主食が多く食べられているらしい。もちろんカレーをかけていただきます。
ちなみにえびお気に入りはアッパム。オムレツ(と言う名のついてるが実態は薄焼き卵)をちぎってカレーにつけて食べるのも、えび夫婦ブームとなった。
主食 ドーサ
米と豆の粉のクレープ。形が面白い。 
イドゥリー
米と豆を発酵させて蒸したもの。ちょっとすっぱい。朝ご飯用。
アッパム 
イドゥリーの材料を焼いたものらしい。これもすっぱい。
カッパ 
ケララで食べられていたふかしタピオカイモ。
ボンダ バダイ
辛い揚げ物。冷えて硬いのはまずい。
 
小麦粉系(チャパティ、パラッタ、プーリー等)ものだって同じようによく食べられていたが、インドに行きながらとうとう一度もナンを食べることがなかったのが残念。ナンはタンドーリ釜がないと焼けないので、小さな食堂なんかには置いてないごちそうなんだって。レストランで頼んだ時は「正月なのでタンドーリ釜も休みです」との謎の理由で食べられなかった。

プーリー
プーリー


番外 コーチンのカニ
カニ コーチンの観光名物、チャイニーズフィッシングネット。昔中国から伝わったと言う巨大な四手網だ。このチャイニーズフィッシングネットが並ぶ海岸には取れたての魚介類を売る市場があり、そこで買った魚やカニをすぐ前のレストランで料理してもらう。
はっきり言って、コーチンに4日も居座ってしまったのはこのカニのせい(夫が毎日通う!と聞かなかった・・・)。
無類のカニ好きの彼は「俺はここでカニを食って暮らす」と宣言。

このインド旅行で一番不思議だったのは、いつもどんなところに行っても必ずハラをくだす夫が、2週間無事に過ごせた事。どう考えてもピーピーになるだろう、とポカリスエットやらお茶漬けやら用意して行ったのに。ふり返ってみると・・・。

●ほとんど肉を食べていない(南インドはベジタリアンが多い)。
●あったかいチャイばかり飲んでいたので、冷たい飲み物を口にする機会がなかった。

あたりが要因か?とも思うのだが、どうなんだろう。
夫は「コーチンで毎日カニを食ったのが幸いした」と訳のわからない事を言ってるが、絶対違うでしょう。


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