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雨宿り
チェンナイではひたすら雨宿りをしていたような気がする。
まずは 
海岸の土管の中でヤギと一緒に雨宿り

ヤギと土管
海岸はすなわち付近住民の大いなるトイレ。
大変くさかったです。

次は スラムの真中で雨宿り

売り込みじいちゃん
子供を一生懸命売り込んできたじいちゃん。
何度も子供を抱かせて、かわいさをアピール。
最終的には夫から日本のタバコをせしめて帰っていった。
通訳:隣にいたイスラム教徒のおじちゃん

そして 買い物帰りの主婦と雨宿り

主婦たち
日・印主婦会議に花が咲・・・きませんでした、残念ながら。
言葉が通じず、無念。

とにかくチェンナイはどんよりという印象しかない。インド人との雨宿りは楽しかったけど。そういえば、荷物の中に折りたたみガサ入れたような・・・。ああ、一番必要な時にあなたはいない。その後の旅でカサを使うことはついぞなく、まさに無駄な荷物と成り果てたのだった。


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クリスマスイブは寝台列車で
寒寒としたチェンナイを一日で後にし、コーチンへ向かう寝台列車に乗り込む。日本で前もって予約してもらっていた2等エアコン寝台なので楽勝だ。(その節はお世話になりました、カカリチョー)

後にマドゥライからチェンナイまでの翌日の2等座席を買おうとしたら、
「ホホホ。ウェイティングリストの149番だ」
と予約窓口のジジイに鼻でせせら笑われ、あきらめた経路を考えると、クリスマス前のコーチン行き寝台なんて予約しないと絶対取れないだろう。とにかく、バス嫌いの夫に、いかに辛い思いをさせず長距離移動をするか、というのが大事なんである。

ケーキ
本日はクリスマスイブなり。
駅で買ったクリスマスケーキ・・・のつもり。
車内に持ち込んで寂しくクリスマスりました。
パッサパサでした。

ごとん、ごとん・・・・。
はっ、何っ?揺れてるっ!地震!?
あせって飛び起きた。あ、そうか。私、今、インドなんだ。列車に乗ってたんだった。

「カフェ、カフェー。カフェー」
朝一にやってきたのはチャイではなくてコーヒー売り。さすがはコーヒーの産地、南インドだ。ペコペコのプラスチック容器に入った極甘ミルクコーヒーをすすりながら、白々と明け行く窓の景色に見入る。椰子の間に見える家々には、大きな星や色紙で作った飾りがつるされている。ケララ州はキリスト教徒が多いってほんとなんだー。しかしクリスマスと言うより七夕入ってますなあ、この感じは。

七夕・・? これなんか七夕そのものです。
車窓よりの写真につき見づらくてすみませぬ。

予約のかいあって快適にすごせた列車の旅。
どこかの国のように
激しい揺れでツイストを踊らされる事 もなく、またどこかの国のようにトイレに鍵がかかって入れなくなる事 もなく、やるじゃんインド!さあコーチンに着きました。


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