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コーラム
ヒンドゥ教徒の住むあたりを散歩していたら、家々の玄関前に様様な模様が描かれているのを目にする。インド人に聞いてみたら
「それはコーラムと言って、お客様を歓迎する意味で女性が毎朝チョークの粉で描く」
らしい。毎朝ですか。ご苦労さんです。

このコーラム、ケララでも見られたが、ここマハバリプラムのものは色とりどりでとてもキレイ(ケララで見たのは白一色で描かれた物が多かった)。ちょうど年末年始にあたったため、WELCOME2002 なんて観光地らしい文句も取り入れてあったり。通り沿いにずらっといろんなコーラムが描いてある道を散歩する楽しさったらありません。
コーラム描く女性

オーナムというお祭りの時には、花びらでフラワーカーペットが描かれるそう。これはその図案集。

コーラムいろいろ

コーラムいろいろ。やっぱり上手下手があって面白い。
左右対称の幾何学的文様が多い中、小鳥のかわいいコーラムは光ってた。


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さよならインド
さて、かなり楽しかったインドの旅もこれにて終了。実は夫もインドはかなり気に入ったらしい。その理由の主なものは「カニがうまい」・・・・らしいが。いや別に、それならインドじゃなくても。
「バスに窓が無い」「舗装されてない道が多い」「チャイ休憩がいつでもどこでもOK」「街にテキトウな動物があふれている」 あたりも気に入った要因らしい。ひとつの国を好きになるかどうかなんて、こんなくだらん理由の積み重ねかもしれない。

そしてインドってかなり旅行しやすいと思う。ケララなんかめちゃくちゃ英語通じちゃうし。「ダメもと精神」でボリにチャレンジしてくる人もいるけど、凶悪な気配は感じられない。

えび的にはやっぱり、ほっといても面白い事を巻き起こしてくれるインド人が最高だった。この国の方々のあまりにも無防備な笑顔に、やられてしまったかも。やばいなあ、この国につかまったかなあ。そりゃちょっと困ったなあ。

しかし今回は早く日本に帰りたい。通いノラ・にゃんが待ってると思うから。

ああ、もう家のことなんて忘れられてたらどうしよう。
ヤツは薄情だから、あんた誰?って顔するっちゃない?
帰りがけにスーパーでにゃんの好きな物買って行こうよー。


空の上でヤキモキしながら家に向かうえび夫婦なのでありました。


にゃんは無事(?)、帰ったその日にえび家に遊びに来た。
しかし、感動の再会の後、気分も穏やかにまったりくつろいでいたところ、突然

「わああああああ」
という夫の悲鳴が・・・・

粗相
しれっとしてても寂しかったのねえ。ごめんよ、にゃん。
しかしよりによって、こたつ布団の上。やるわね、アンタ。

おしまい。

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