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マドゥライへ
さて、タミルナドゥ州に舞い戻り、マドゥライにやってまいりました。さすがに有名観光地だけあって人も車も店もぎっしり。バスターミナルに降り立った瞬間にオート(リキシャ)の運転手に囲まれる。

ケララではオートの運転手にもよく英語が通じた。しかしタミルナドゥに入ると、こんなでかい観光地だというに運転手の英語レベルはがっくり下がる。その分、みなぎる商魂でがっちりカバーなさってる感じ。ていうか、ケララの運転手が商魂なさすぎ?

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ミーナークシ寺院
マドゥライのシンボル、南インド様式のばかでっかい寺、それがミーナークシ寺院。ミーナークシとは南インドで信仰される女神様の名前だそうだ。そういえば、昔シンガポールのヒンズー寺院でスケッチした神様がずばりミーナークシだったなあ。肩にとまったオウムがこの女神の目印。ヒンズーの神様はポーズやら持ってるアイテムやらが決まってるので、私ら素人さんでもすぐ見分けがつくのである。
でかい。でかすぎるゴプラム(南インド様式の門)。なんと60メートル前後のが何本も。
しかも細部まで作りこまれ彩られた神様方が、エログロなポ―ズで張り付いてる。

よけいな世話だがこのエネルギーを少し他の事に回してみたらどうでしょう、インド人。

ミーナークシ寺院

世界各地の観光地では、日本人客用のつかみの言葉というものが存在する。未だに耳にする事があって逆にびっくりのアジノモト、特にイスタンブルにて多用されるバザールでござーる、他にもナカタ!、メイロウカイケイ(誰が教えるんだこんなの) などなど。そしてこれらの言葉、なぜか全アジア的に共通のものが多いのだ。だいたいはどこかで聞いた言葉で、「もう少し工夫しましょう」のハンコ進呈。

参拝者リキシャのビリーの広告寺院天井の絵ココナツランプをお供えする神様

しかしここミーナークシ寺院の客引きのつかみは斬新だ。みやげ物売り、物乞い、その他もろもろのみなさん、
「どんぐりころころ」
と唱えながら、こちらににじり寄ってくる。な、なんなんですか、あなたがた。これはこの寺院で突発的に発生したピンポイント型の
つかみなんだろうか。どなたか他の地域でこれ聞いた事ある人、報告マツ。

みやげ物売りはダンナのバック(タイにて5年前に購入)を
差してこう言った。


ダンナバッグばかにされるの図


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マドゥライ虫除け事件
本日は大晦日。今年最後のディナーにいいとこないかと探して入ったのは、とあるガーデンレストランだった。街中にもかかわらず緑があっていいんだけど、いかんせん蚊が多い。レストラン側も蚊取り線香を持ってきてくれるんだけど、美味しいマダム(誰?)のまわりにはますます蚊があつまってくる。

しょうがないので日本より持参・蚊よけスプレーを取り出して腕にふりだした。するとなぜか、隣のテーブルがにわかに色めきたっているのだ。ん?見ればなにやら青い感じのインド青年達。大晦日にボクタチ浮かれ騒いで酒飲んでマース!って感じの一団だ。

なんか彼らの目線を感じつつ、さらに夫の脚にもふってあげていると、、突然隣のテーブルから1人が立ち上がった。と思ったら、
ちゃっかり夫の横でワキをあげてスタンバイ。

驚愕。ワキに香水2。

どうやら蚊よけスプレーを香水と勘違いしたご様子。
こらー、インドじーん。

・・・もしかしてもしかして、「ワキに香水」はスタンダードなのでしょうか。知らぬは日本人ばかりなり?ああ世界不思議発見。


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