ミーナークシ寺院
マドゥライのシンボル、南インド様式のばかでっかい寺、それがミーナークシ寺院。ミーナークシとは南インドで信仰される女神様の名前だそうだ。そういえば、昔シンガポールのヒンズー寺院でスケッチした神様がずばりミーナークシだったなあ。肩にとまったオウムがこの女神の目印。ヒンズーの神様はポーズやら持ってるアイテムやらが決まってるので、私ら素人さんでもすぐ見分けがつくのである。
でかい。でかすぎるゴプラム(南インド様式の門)。なんと60メートル前後のが何本も。
しかも細部まで作りこまれ彩られた神様方が、エログロなポ―ズで張り付いてる。よけいな世話だがこのエネルギーを少し他の事に回してみたらどうでしょう、インド人。
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世界各地の観光地では、日本人客用のつかみの言葉というものが存在する。未だに耳にする事があって逆にびっくりのアジノモト、特にイスタンブルにて多用されるバザールでござーる、他にもナカタ!、メイロウカイケイ(誰が教えるんだこんなの) などなど。そしてこれらの言葉、なぜか全アジア的に共通のものが多いのだ。だいたいはどこかで聞いた言葉で、「もう少し工夫しましょう」のハンコ進呈。
しかしここミーナークシ寺院の客引きのつかみは斬新だ。みやげ物売り、物乞い、その他もろもろのみなさん、
「どんぐりころころ」
と唱えながら、こちらににじり寄ってくる。な、なんなんですか、あなたがた。これはこの寺院で突発的に発生したピンポイント型のつかみなんだろうか。どなたか他の地域でこれ聞いた事ある人、報告マツ。
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