余の音楽作法

余の音楽作法

【19歳の誕生日の前日に撮影した管理人の古〜い肖像】私は、女の子にもてたいとか、有名になりたいとか、お金を儲けたいとかといった正常な動機で音楽をやっているのではありません。

日常生活をおくっていると、ふと、くだらない、バカバカしいフレーズが頭に浮かんでしまったりします。
なにかの拍子にそんなフレーズをくちずさんでしまい、誰かに聴かれはしなかったかと、うろたえたりすることもあります。
こういうものは抑圧しても頑強に抵抗して、平穏な日常生活をおくるための障害となります。

そこで、「供養」して成仏してもらいます。
「供養」とは、現実の音にすることです。
録音して聴きます。多くの人に聴いてもらえれば一層効果は高まります。

まあ一種の情念の解放のようなものなのでしょうが、情念を芸術的に昇華する才能なんてありませんから、生のままの情念をそのまま吐き出すしかありません。
生のままの情念には客観性がありませんから、他人には意味不明、ナンセンスに聞こえるでしょう。
実際伝えたい具体的なメッセージなどは無いんです。

ということで、私の音楽を聴いてくださる方々は、「供養」に協力してくださるのですからありがたいかぎりです。

心から御礼申し上げます。


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