たろうが おとなと きいて おもうのは、あの やまの ことでした。
もぐらの くにでは、あの やまに なにが あるのか、みてきた ものは えいゆうに なれるのです。
「おとなに なったら、ちょうせん したいなあ」と、たろうは おもっていたのです。
でも、いままでに かえってきた もぐらは いません。