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ガレキ作っちゃおう・型取り編その1 ・型のレイアウトを決める。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その2 ・粘土埋め。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その3 ・湯逃げとダボ打ち。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その4 ・シリコン流しの準備。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その5 ・シリコンを流す。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その6 ・型の補強と離形処理。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その7 ・メス型の作成。
ガレキ作っちゃおう・型取り編その8 ・湯逃げ切り、ゲート切りなどの仕上げ。


ガレキ作っちゃおう・型取り編その1
 型のレイアウトを決めていきます。
 サイズや厚みが近いパーツを同じ型に入れるようにします。そうすることで余白のシリコンを節約でき、コストダウンに繋がります。
 たくさんのパーツをひとつの型に入れて、複製の回数を少なくする方法もあります。その分、型は大きくなり、一度に流すレジンの量も増えてしまいます。 レジンを流す作業時間は20-30秒くらいなので、流すレジンの量が多いと失敗する確率が高くなります。ひとつの型で複製できる回数は概ね決まっていて、失敗するとその分、完成品一つ当たりのコストが高くなります。 また、失敗作業は型を傷めることになり、型の寿命を縮めてしまいます。さらに、失敗パーツを補うために複製を繰り返すと余りパーツがたくさんできるというデメリットもあります。
 以上の考えから、ここではひとつ当たりのパーツ数を少なくし、型を多めに作成する方法を採用しています。
 ランナーの太さは直径6mmで作っています。ランナーが細いとレジンの巡りが悪くなり、レジンを流すのに時間がかかったり、空気が抜けにくくパーツ欠けが発生しやすくなったりします。 あまり細くならないように注意してください。


ガレキ作っちゃおう・型取り編その2
 パーツを粘土で固定していきます。型を作成する過程では一番時間のかかる行程です。
 はじめは、型のレイアウトに合わせてパーツを固定していきます。パーツの向きは、パーティングラインを意識して、パーツの頂点が一番上にくるように気を付けます。パーツの頂点がずれてしまうと複製の時に気泡がたまりやすくなってしまいます。
 パーツとパーツの間は1cm以上あけるようにします。パーツの間隔が狭いと型がゆがみやすくなってしまいます。
 パーツの周辺はスパチュラなどを使って滑らかに仕上げます。その他のエリアも粘土ヘラや指先を使ってきれいに仕上げましょう。
 湯だまりはレジンを流す時に一時的にレジンがたまる池となる部分で、スムーズにレジンを流すポイントとなる部分です。また、面積をある程度確保することによサイフォンの原理が働き、レジンの流れをよくする効果もあります。


ガレキ作っちゃおう・型取り編その3
 湯逃げは、レジンを流したときに空気を逃がすための通り道です。レジンは下から上に上がってくるので、うまく空気が抜けるように配置していきます。爪楊枝でけがくときは筋が付くくらいでよいです。軽く当てる感じでよいと思います。


ガレキ作っちゃおう・型取り編その4


ガレキ作っちゃおう・型取り編その5


ガレキ作っちゃおう・型取り編その6


ガレキ作っちゃおう・型取り編その7


ガレキ作っちゃおう・型取り編その8