エヴァンジェリン−
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2008年3月20日
前回の更新が2005年の12月だったので、2年5か月ぶりくらいの更新になります(^^;。ワンフェスの作品が一段落したので私事で止まっていたエヴァちゃんを再開します。
当面は胴体と頭部をキャストに起こして、造形を進めていくといった予定です。マントは複製までは至らないかと。あれを複製するのは費用がかさみますし、版権も降りませんのでなんともなりません。
素材はエポパテなので強度もあるし、一品ものでよいと思っています。
久々の作業はスカートの修正でした。プリモ製ということもあってスカートの縁を厚く作ってあったのですが、2年以上のプランクの間に経験値が増えまして、より薄くしてもOKとなりました。
なので、スカートの外側から削り込んで全体的に幅を絞り込むように修正しています。
写真は右半分のスカートを修正した段階のものです。片方だけ直したので左右が非対称になっています。左右の差分が修正した量になります。
それと、腰回りのフリルを追加しました。
4月12日
胴体を腰のところで分割して以来、ずっと切りっぱなしだったのでしっかり組めるように補修しました。
脚は腰の部分で左右に分割しています。色々とポーズを付けていくウチにパーツの座りが悪くなってしまいました。これを修正するため、できてしまった隙間を埋めていきます。
ただ、プリモは固まったプリモの面に張り付いてしまうので少し工夫が必要です。ポリパテならばリップクリームを離型剤にしますが、プリモではそれが通用しません。
そこで、ベビーパウダーを使います。まず隙間の部分に潰れてもいいように小さなプリモの玉を乗せておきます。受け側のパーツにベビーパウダーを振りかけ、筆で軽く払っておきます。粉がうっすらと残っていればOKです。
4月12日
次に、パーツ同士をしっかり合わせます。このときにパーツに乗せておいた玉が潰れて隙間を埋めます。そしてパーツを剥がすと・・・
潰れた玉が受け側のパーツに合うように変形したまま剥がれてくれます。これを何回か繰り返して隙間を埋めていきます。
ある程度埋められたら一回焼きます。で、固まったら玉と玉との隙間にプリモを詰めて整形します。最後にもう一度焼いて完成です。
4月12日
脚は素体状態だったのですが、左右のパーツがきちっと組めるようになったので、ボリュームの調節なとができるようになりました。
元々、腰は妙なひねりが入っていたのと、スカートの中にお尻をおさめないといけなかったのでお尻から脚にかけてはボリュームを控えめに作っていました。
ということで、足りない分を盛りつけてボリュームの調整をしています。特に右足はボリューム不足でした。ただ、エヴァちゃんは10歳くらいの体型なのであまりメリハリを付けすぎないように注意しなくてはいけませんね。
4月13日
ということで、久しぶりに組んでみました。スカートは少し小振りになった印象です。今、パーツになっているのは黒い部分で、スカートそのものは縁取りに半透明のひらひらがつきます。
肩紐にも外側にフリルがつきます。ただ、この部分は肩のパーツとの分割ラインになるのでフリルのモールドは肩の方に付けようかなぁと思っているところです。
4月13日
足の先も形を出し始めています。裸足なので指をしっかり作らないといけません。
お尻は左右のボリュームがほぼ等しくなってバランスが取れています。