すべての治療を終えられた後には、皆さんに定期検診に来ていただくことをお願いしております。しかしながら、いくら定期検診を受けていても、正しい予防方法を知らなければ新たな虫歯ができて、その度ごとに治療が必要になってしまいます。

虫歯予防の目標は早く虫歯をみつけて早めに治してしまうことではありません。その目標はあくまでも虫歯をつくらないことです。

さて虫歯にならないためには、『歯を磨くこと』『甘い物を食べ過ぎないこと』は誰もが知っています。しかし実際には、これらを守っていても虫歯を完全に予防することは難しいようです。もちろんこうしたことは大切なことですが、虫歯の危険因子はこれだけではありません。

たとえば、歯垢の中の虫歯をつくりやすい菌の割合、唾液の分泌量や酸の中和能力(緩衝能)、歯の質などによっても、その人その人の虫歯の危険度は違います。

つまり確実な虫歯予防の対策を立てるためには、虫歯の危険因子と考えられるものを一つずつ分析し、その人ごとに適した予防方法を考えなくてはなりません。

私どもは、虫歯予防先進国の北欧で行われている最新の検査方法を導入し、虫歯の危険因子を分析して、患者さん個々人に応じた虫歯予防プログラムを実施しております。


具体的には下図の要領で予防を進めています。


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