- 上昇気流を捕まえて、テイクオフした場所よりも高く上がることをトップアウトと言います。この日も、斜面沿いに吹き上がってくる風に乗り、すぐにトップアウト。尾根沿いを飛びながら、テイクオフ地点の上を何回か通過します。
- 2つの写真とも、ランチャー台と呼ばれる離陸用の人工斜面で1機のハンググライダーが構えていて、まもなく離陸してくる模様です。
- この時つい意識してしまうのが、下の写真のように自分の機体の陰をテイクオフに通すこと。地上にいる人にとっては影が通過すると一瞬暗くなるため、何事かと空を見上げます。そこには悠々と飛翔する私の姿が。その様子を見た私が、ひとりトップアウトの喜びを噛み締めるという、実に迷惑というかセコい企みなのです。写真では、影がもう少しでランチャー台近くを通過します。
- ただし実際にやってみると、どうも自分が思うより皆さん見てくれません。それに同じことを過去にパラグライダーでもやっていて、全然進歩していない自分に頑張れと言ってやりたい気分です。
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