対気速度計ステー


 バリオに対気速度計を接続している方も多いかと思いますが、バリオは持っててもオプションの速度計が高くて買えなかったり、そもそも速度計がつかないバリオだった場合はどうするかというと、このような浮子が上下する構造の対気速度計を使う手があります。米国HALL BROTHERS社の製品が有名です。

 ハングは特に速度管理が大事だろうと思ったので、私もHALLの対気速度計を付けています。最初はパラグライダーで使っていたものをつけていた(50km/hまでしか計れなかったけど、まあ初心者には十分)のですが、落として無くしたのでハング用のを買いました。

 機体への取付については、速度計購入と同時に専用のステーも買ってアップライトに付けるのが簡単確実ですが、それでは少々芸がありません。それに時々フライト代捻出に苦心している私としては何とか安く済ませたい。そこで考えたのがこのステーです。
 丸アップライトを半分に切ったものを基台にして、そこに35mmのL字アングル材2つを写真のように合掌造りで接着。さらに100円ショップで売っていた、自転車用反射材を取り付けるための黒いプラパーツでスピードメータを挟んで3mmのネジで固定します。蝶ナットを使うことにより、角度を自由に調整できるようにします。
 基台はベルクロでアップライトに巻くだけ。基台内側は滑り止め&キズ付防止のゴムを貼っておくのを忘れずに。

 それと写真のスピードメーターは、どの角度からでも数字が読めるよう、自分で目盛を増設してあります。エクセルで同様の目盛を大きさを変えてたくさん作り、プリントアウトしてサイズの合うものを選んで切り抜きます。そして透明なテープかカッティングシートでその目盛を覆うようにして貼り付けるだけです。前面にも目盛を増設しましたので、ベースバーを腰まで引き込んでも、(多分?)読めるはずです。




ページ最終更新:2010/12

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