多摩湖の家

PLAN      


庭から眺める外観 

大きな楓の木を囲むように、角度を振って、くの字型に建物を配置した為に、家のどこにいても、この楓の木が眺められるようになっています。

玄関を挟んで北側が息子さん家族、南側平屋部分がお母さんの居住スペースとなっています。

外構デザインは、ガーデンデザイナーの正木覚さんとのコラボレーション。

リビングルーム

リビングルームには、掘りごたつ風の丸いテーブルで、床暖房が入っています。

床はナラの無垢フローリング、天井は杉板、壁には調湿作用のある、火山灰を原料とした、左官壁で仕上げています。

階段吹き抜け

以前、ここに建っていた家では、楓の木が大きすぎて、家の中からは良く見えませんでした。そこで新しい家では、南側を大きな吹き抜け空間として、開口を大きく取り、楓の木の全体が見えるように配慮しました。

キッチン 

古民具を収集している、奥様の趣味に合わせて、キッチンは水屋ダンス風にしてみました。材料は米松。

洗面室

洗面カウンターも、米松材で作りました。引き出し部分は、下着ダンスになっています。洗面ボールは志野焼きの陶製のものです。