狛江の家

  PLAN   


道路側からの外観

1m程上がったところが玄関前のデッキになっていて、内部の中間のレベルにアプローチするようになっています。

アプローチにそったガラスの壁の向こうはバスコート。浴室の中から、狭いながらも庭を眺められると共に、夜になると外に光が漏れだして、家の表情を変えます。

居間から玄関ホールを観る

居間と一段上がった玄関ホールは、大きく吹き抜けていて、天井は急な勾配を持ち、空間を包み込むような形をしています。

天井の三つのトップライトは、充分な光を届けると共に、一部は電動で開閉できるようになっていて、風が抜けて行くようになっています。

玄関ホール側から居間方向を観る

階段を半階上がったところに寝室があり、吹き抜けに向かってオープンな状態になっています。

家のほぼ中央にある太い檜の丸太柱は、この家の大黒柱ともいうべき存在。

キッチンから、居間側を見たところ

この写真ではわかりませんが、キッチンの床は居間より一段低くなっています。これにより、床座のスタイルの居間にいる人と、キッチンに立っている人の、目の高さが同じになるように考えています。

浴室

広目の浴室は、槇の木の浴槽と、壁・天井をヒバの板材で仕上げています。外側の三角形のバスコートが、空間の広がりと、充分な光を運んでくれます。

バスコートの床はデッキを張って、観葉植物を置いていますが、外の植物が生長してくると、その影がガラスの壁に映るのも良いのではと思っています。