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易―中国古典選〈10〉

易―中国古典選〈10〉

人気ランキング : 9,475位
定価 : ¥ 2,447
販売元 : 朝日新聞社
発売日 : 1997-02

価格 商品名
¥ 2,447 易―中国古典選〈10〉
実用にも使える

 哲学書として読む方と(晩年の孔子が本を綴じたひもが三回擦り切れるくらい熟読したという伝説がある)、占いの書として実用的に使おうとする方とあるだろう。本書はその両方の目的に堪える。
 簡単に占いについて書いておこう。洋の東西を問わず、占いは二種類に分けられる。星占術と偶然性を利用したもののふたつである。例えばカバラなどは前者に、タロットは後者に分類される。もちろんおみくじは後者だ。易は、東洋占術の中で代表的な後者に属するものだ。じゃらじゃら(メドギという植物を使う)でもコインでも占い可能である。
 注目すべきは易の特異な思想だ。通常、占いは「変更不可能」を特徴とする。実際、始皇帝が、自分の満足のゆく結果がでるまで占いを続けさせ、それならば占いなどする必要などない、と言ったエピソードは有名だが、本書にも「二度占ってはならない。占いが穢れるからだ。穢れると真実は告げられない」とはっきり書いてある。
 では、不幸にも「凶」の暗示が出たらどうすればよいのだろうか。ここに「易」の特徴がある。易の思想は、災難をあらかじめ知り、その被害を少なくするために未来を予知する、ということにある。つまり、人為的な努力によって未来は変更可能だと考えるのだ。ここに未来は固定されたものとみなす西洋占術との大きな違いがある。
 あとは原文に当たっていただきたく思う。何か一つでも西洋の占いに親しんでおいたほうが、易の特質に対する理解は深まるかもしれない。

中国には二千五百年前にコンピュータ演算理論があった!

多くの易の解説書の中でも、この本の分かりやすさは群を抜いています。易をおいて解説を読んでもその精度にいつも感服してしまいます。哲学書としても、人生の指南書としても、易占の書としても、繰り返し一生使えます。たとえば何年もかかる宇宙旅行に出かけることになり、百万冊の本の中からどれか一冊だけ宇宙船に持ち込むことが許されるとしたなら、躊躇することなくこの書を選ぶでしょう。そのくらい価値のある本だと思います。

活字が大きく読みやすい「易」の本

陰陽道や風水などの基礎に陰陽五行説がある。この考えには三つの柱がある。宇宙は陰と陽の二つの様相から成り立っているという『易経』の説く陰陽説、万物は水、火、土、金、水の要素の相克ないし相生から成っている五行説、そして星占いから派生した十干十二支の考え方である。これらが組み合わさって複雑な陰陽五行説は成り立っている。さて陰陽説であるが、まず宇宙が混沌とした状態、始源としての「大極」が措定される。そして万物すべての状態の基本型として陰と陽の二つの様態があるとする。さらに陰陽が組み合わさり太陰、少陽、少陰、太陽の四象、さらに乾、坤、震、巽、坎、離、艮、兌の八卦を生み、さらに八卦を組合せて六十四卦を生む。本書は活字が大きく読みやすい。

易を読むならこれがベスト

これ以上の本を知りません。かれこれウン十年のあいだ、さまざまな易経の本とつきあってきましたが、結局この本以外はみな手放してしまいました。内容が格段に上質で、学問として易に触れる方も占いに使いたい方も、これ以上の教科書はないと思います。
〜〜
あえて欠点をあげるとしたら(ほんとうは欠点なんて無いけど)解説がとても丁寧で長いことと(笑)かなり大部なこと(笑)。手っ取り早く占いに使いたいひとは読むのに時間がかかってイライラするかもしれませんし、なにしろページ数が多いので持ち運ぶのに苦労します。そういう意味でも、文庫版をぜひ復活させてほしいです。〜

凡百よりはこれを読もう!

漢文、書き下し、意訳、解説と充実しており、漢文全文掲載で完璧です。
構成、活字も見やすいです。
「解説は朱子学基本で陽明などで補うしかない」とあり。うなづけました。
数冊濫読した限り、これ以上のものはまだ見ません。
占い的にも、学問的にもこの本を超えるのは至難の技でしょう。
どうして、本屋にこの本が置いていないのか!


このページの情報は
2006年1月20日2時0分
時点のものです。

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