細木数子に占いでずばり言われたら

単純な生年月日の計算だけで、こんなにも奥深い「人生の教え」を得られるなんて思いもしませんでした。スピチュアル世界に興味のない人でも、日々の生活の中で「自分はこれでいいのだろうか」と思い悩んだり、不安を感じたことのある人にはぜひとも読んでいただきたい一冊です。過去の自分の生き方もずばり！とうなずける感じだったし、これから先の人生をどうしたらより良く生きていけるのかについてもタイプ別にくわしく書かれています。とにかく毎日読んでも新しい発見があること間違いナシです。

占いにあまり興味はなかったのですが、ふと本屋で立ち読みしてハマりました。単なるアテモノに終わらない所が良いですね。しかし正直な所、徳間書店が普通に「占い本」として出版していればもっと一般に広く知られる存在となったのでは？（小説「アミ」シリーズの過ち再び...）自分は35/8なのですが、日本語訳に一部意味不明な箇所があったため、原書も入手しました。読んで行くうち原書にのみ載っている情報を見つけたので、以下、特に重要と思われるものをいくつかまとめておきます。
・2000年以降、4〜9・10/1・11/2など新しい誕生数が現れるが、特に一桁の誕生数の場合、その数だけに特性が集中するため、非常に特異な才能を持つ人達が出現することだろう。
・著者は、1984年にMichael Bookbinderという人物からこのシステムを教わった。この先生自身がどこで習ったかに関しては、結局著者には明かすことはなかった。
・生年月日を決定する際は、生まれた地域で採用されている時刻で考えれば良い。例えばグリニッジ標準時などを気にする必要は全くない。
・真夜中の前後数時間に生まれた人の場合、隣り合った日の誕生数の影響も大きく受ける。著者は26/8だが午前１時半頃に生まれたため、前日の25/7の影響も受けている。（それでMillman氏は精神世界の分野で活躍しているのでしょうね。私自身も午後10時前に生まれたので、翌日の誕生数36/9の記述に納得できる点が山ほどあります）

友人に少し見せてもらっただけでしたが、１つのタイプにつき大変細かい内容が載たため、私もぜひと思い購入しました。
今では本に付箋をいっぱいつけて、自分をよりよく変えるために活用しています。

誕生数というのではじめは占いの本かと思いました。ところが！実はスピリチュアルな本なのでした。細かい分析と、なんと言っても実践的なアドバイスが役に立ちます。タイトルの通り「魂の目的」を探している私にとってタイムリーな１冊となりました。

生まれた数をかたっぱしから足した数でどうして運命が分かる？！と最初は半信半疑でした。ですが、何気に当たっているのです。
おおまかには０〜９までの数で、例えば誕生数４（安定とプロセス）が基本となりある程度自分の誕生数エネルギーがプラスに働いた時、マイナスに働いた時が分かります。２+２＝４の場合２（強調とバランス）の要素が強く出るとの事。誕生数を出す前の組み合わせによってどの数字の要素が強く出るか、関わっているか詳しく書かれています。また1+3＝４や3+1＝４の場合も同じ４でも違うのです。とても興味深いです。
また面白かったのは、気になっている相手（例えば彼、ご主人、お子さん、仕事のパートナー）の誕生数が分かれば、二人の間で何を克服すればよい関係が築けるのか教えてくれるところです（人間関係のエネルギーのページ）。私と主人ではプラスエネルギーでもマイナスエネルギーでもズバリでした。この結果がすべてでないにしてもある程度相手に対してどう接するか、なんとなくアイデアがつかめるのではないかと思います。またプラスをどう生かすか、マイナスをどう克服するか指針が書いてあります。人間関係などでどうして上手くいかないんだろうと思ったとき、この本を手にし読み返しています。様々な人と接する機会があるのでとても役立っています。
運命システムのページに入る前に「もし、僕らがどこの港に向かっているのか知らなければ、どの風を待っているのかさえ分からない」「角を曲がるとそこにあるのは、新しい道。あるいは秘密の扉かもしれない」とありました。その意味を教えてくれる本と思います。