新版 人脈がいっぱい―面白いように人脈ができるネットワークのバイブル
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人脈を広げたい人はぜひ読みたい |
とても参考になった。人脈を増やす手段から、いかにして自分自身がキーマンとなり顔を広めるのか、はたまた社会人、人間としての常識までカバーしている。
本書を読むと、著者がとてもマメな人であり、人脈を広げるための努力を欠かさず、そして現状に甘んじることなく勉強を続けているということがよく分かる。そんな著者の姿勢はとても刺激となる。
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願うことからはじめよう |
人脈、人間関係のエキスパートと言われている中島さんもじつはつきあい
下手、人間嫌いだったとは驚きです。
しかし、彼はその弱みを課題として受け止め理想のイメージに近づけよう
といろいろな工夫をされています。
その工夫が満載の本です。
「50年後の夢を志、10年後は願、1年後は学」として人生100年ス
ケジュールを立てて実行しています。
人脈作りのノウハウが多く掲載されていますが、私は自己啓発本として読
みました。
「結局人脈を広げる原理は自分自身を掘り下げることだ。」というのがこ
の著者のもっとも言いたかったことだとおもいました。
自分自身を掘り下げるってことは「ホンモノ」の自分になるって事で、そ
のための努力を惜しまなければ自然と人脈は広がってくるんでしょうね。
私も一昨年に異業種交流会を結成したのですが、昨年から休会状態になっ
てます。
自分から情報を発信しつづけることは厳しいことですが、再開していつか
はこの著者を呼べるようになりたいと思いました。
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著者からの挑戦 |
「人脈」に興味を持つには、それぞれの理由があると思います。「会社中心の生活を10数年続けていて、ふと気付くと周りの人間関係はすべて会社関係なんてことになっていました。」なんて企業戦士の笑えない話もあります。
さて、この本ですが、”人間嫌い、つき合い下手”であった著者が人脈を構築するために実践してきたこと(していること)を、一経験者の実践ケースとして惜しげもなく披露してくれています。なかなか自分には難しいなというものから、今日から実践してみようというものまで、レベルとしては様々です。
著者もはじめにで述べているように、「読んで、実際やってみること」。そして、実践しながら、”自分自身の人脈バイブル”を創るということが大切なこと。簡単な読後の感想では、!の本のよさを伝えることは難しいですね。ただ、間違いなく言えることは、あなたにとっての人脈創りのはじめの一歩を踏み出すきっかけになるのだろうということ。
是非、「読んで、実際やってみること」をお試しください。
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使える内容がぎっしり! |
「人脈」というテーマで、哲学からスキルまでをここまで易しく、わかりやすく、実践的に、しかも深く書かれた本はないでしょう。ほかの本にも言えることですが、一度、この著者の頭の中をじっくり見てみたい衝動に駆られたのは私だけではないでしょう。
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大人とはどんな人かが理解できます。 |
特に偏差値エリート君におすすめ致します。
我々世代は受験勉強の競争の中で育っており、「真の人脈」を構築する力
が欠けている事に気づかされます。
中島さんの書籍はどれもかなり深い内容ですが、本書は特に「人は一人でも
生きていける」などと思っている方に、いい意味での焦りを与えてくれます。
やはり大人になるという事は「自分のコアを持ちつつも他者と良い関係を構築
出来る人になる」ことをいうのでしょうね。具体策もあり見事です。