儲かる会社は業務委託契約でリスクなく人材を活用する
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注目せざるをえない |
賛否両論はあるけれど、将来的にどんどん増加傾向になることは間違いない雇用形態。
今のところ、「業務委託契約」について真正面から書いてる本は、これしかないらしい。
現在、人件費が経営を圧迫している経営者の方はもちろんのこと、「業務委託契約」となっている方々、なりそうな方々にも読んでみてほしい。
「業務委託契約」と社員、パートとの違いって、結構わかりづらい。
また、突然、経営者から「君とは業務委託契約にしたい」と言われた場合、どう考えたらいいのかの参考にもなる。
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これが雇用形態のディファクトスタンダードとなるかもしれない。 |
まえがきに書かれている「昨日まで正しかったことが今日も正しいとは言い切れない時代だ」という言葉が切実である。
どちらかというとこの業務委託契約は雇用形態としてはタブー視されていたことである。著者があえて経営の手法として説くことができるのはこの時代だからこそなのかと感じた。しかし、まさにこれからの時代にマッチした内容なのではないだろうか?
丁寧な内容で事業主が頭を抱えている人件費をいかに抑え、同時に業務委託社員のモチベーションをいかに高めるかが書かれている。
総額人件費が肥大化の一途をたどる昨今、違う視点で経営を見直すきっかけとなった。