まだ未完成ですが、ハンドカットカナディアンログハウスのスケルトンモデルです。
ログ一本の太さは30センチ〜35センチ位ある大経の丸太を使い、大スパンの架構が可能です。
多少吹き上げの心配は有りますが、正面妻側の屋根(庇)の張り出しは2メ−トルも有ります。
このほか、機械で製材したマシンカットログ、小断面材を数枚張り合わせたラミネ−トログなど、
ログハウスとひとくちに言ってもいくつか種類が有ります。
丸太一本一本モデリングすると大変なので壁ごとに作っています。
ノッチ(壁が交差しているところ)の部分が、いまいちうまく表現しきれていません。
形状が複雑なせいか、ブ−リアンで蹴られてしまいます。
感じを見るために丸太にマッピングしてみました。
デッキ部分のログポストのマッピングがうまくいってませんね。
バルコニーの梁の様に出てくれると良いのですが。
少々指向を変えてモデリングの過程を下の画像に載せてみました。


気が変わって、屋根にドーマーを付けることにしました。
バルコニーの手摺も小径丸太にして雰囲気作りです。
このおかげでデータ容量が大きくなり、レスポンスが急に悪くなりました。
1階デッキには大径ログの手摺も作る予定でいます。
だんだんそれらしくなってきました。
しかしモデラ−とレンダラーが違うため、マッピング作業はまた1からやり直しです。
こういう時は、ひとつのソフトの中で完結しているものの方が便利ですね。
後は内部梁、デッキ床、妻壁の骨組みを作ってモデリングは完成とします。
本当は、内部の階段などの造作も作りたかったのですが、重くなり過ぎるので程々にします。


デッキにログ手摺と床板を作ってみました。
デッキの平側のログ手摺が親柱が無く少々不自然ですが、角のポスト(束柱)に固定している事とします。
床板は目透かしで張っているのですが、この解像度だと分かりませんね。
この次はもう少し大袈裟に隙間を開けてみることにします。
内部の2階床梁も作っているのですが、この位置からは見えません。
通常、CGの場合見えないところや、レンダリングに影響の出ないところは作らないのが原則ですが
このスケルトンモデルの場合は俯瞰で見たら丸見えなので作っています。
おかげで重くて重くて、視点をかえる度に数秒待たされます。
1階床組も見せたいところですが、このモデルはプラットフォーム工法といって、
床を作ってからログを乗せていく工法なので今回はあえてモデリングもしていません。
妻壁の下地を作ってモデリングは終了とします。
しかし、このデータ量だとレスポンスが悪くて、この先マッピング作業も思いやられます。

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